ナタリー・ポートマンがカンヌ国際映画祭に出席。その際着用していたドレスは、ディオール(Dior)のアイコニックなドレスを再解釈した1着だった。(フロントロウ編集部)

『May December』のプレミアに参加したナタリー・ポートマン

 5月27日までフランス・カンヌにて開催されている、世界3大映画祭の1つであるカンヌ国際映画祭には連日多くのセレブが参加しており、俳優のナタリー・ポートマンも映画『May December』のプレミアに参加。

画像1: 『May December』のプレミアに参加したナタリー・ポートマン

 『May December』は、グレイシーという女性が36歳の頃に13歳の子どもであるジョーと不倫関係に陥り、のちに逮捕、刑務所内での出産を経てジョーと再婚するというストーリーで、カンヌ国際映画祭では大好評だった。

 そんな話題作に出演するナタリーが、カンヌ国際映画祭のレッドカーペットで着用していたドレスに注目。複雑なビーズや刺しゅうを施した花びらを彷彿とさせるスカート部分のディテールが美しいこのドレスは、ディオール(Dior)のもの。

画像2: 『May December』のプレミアに参加したナタリー・ポートマン

 しかし、普通のディオールのドレスではなく、現在のデザイナーであるマリア・グラツィア・キウリによって、1949年秋冬コレクションで発表されたクリスチャン・ディオールによるジュノンドレスを再解釈した貴重な1枚。

画像3: 『May December』のプレミアに参加したナタリー・ポートマン

 ジュノンドレスは、2016年にメトロポリタン美術館に展示されるほどディオールにとってアイコニックなドレスで、今回初めて再解釈されたものが作られた。

 このドレスもジュノンドレスと同じく職人によって手作業でビジューがつけられており、ジュノンドレスを70年以上ぶりに生まれ変わらせた。(フロントロウ編集部)

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