ペドロ・パスカルがファンに神対応を繰り返した結果
『スター・ウォーズ』シリーズのスピンオフドラマ『マンダロリアン』のマンドーことディン・ジャリン役や、日本で『ラスアス』の愛称で親しまれる大人気ゲームの実写ドラマ『The Last Of Us』のジョエル役で知られる俳優のペドロ・パスカルが、ファンサービスで体を張りすぎてとんだ災難に見舞われたときのことを米The Hollywood Reporterの対談企画で振り返った。
非常にファン思いで、マンドー役でブレイクしてからもファンへの応対が優しいと評判のペドロは、写真撮影の際に、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』で自身が演じたオベリン・マーテルの“死に方”を再現したいというファンからの要望に快く応じていたところ、目の感染症にかかってしまったという。
過激な描写が多い『ゲーム・オブ・スローンズ』のなかでもかなり残酷なシーンだったので覚えている方もいると思うが、ペドロ演じるオベリンは、マウンテンと呼ばれる大男グレガー・クレゲインに目をえぐられ、頭蓋骨をつぶされて死亡した。ペドロによると、このシーンが放送されたあと、彼の前に親指を当てて写真を撮りたいというファンが相次いだそう。
「『ゲーム・オブ・スローンズ』で私が演じたキャラクターの影響で、みんなが私の目に親指を当てて写真を撮りたがりました。最初は私もとても真面目でしたし、自分のキャラクターが話題になっていたことが嬉しかったので、やらせてあげていたんです。よりにもよって、ニューヨークで。そうしたら目の感染症にかかりました」
ちなみに、ペドロいわく、ショッキングな殺害シーンの撮影は、実際にはかなりリラックスした状態で行われたそうで、長かった過酷な戦闘シーンの撮影がいよいよ終わるという安堵感と、偽物の血液が冷たくて気持ちよかったこともあって、「爆睡してしまった」とYouTube番組『Hot Ones(原題)』で明かしている。(フロントロウ編集部)