イギリス発のナチュラルコスメブランドLUSH(ラッシュ)は、6月の環境月間に向けて、生物多様性について考えるキャンペーン「JOIN OUR REGENERATION」を、日本全国77店舗を含む全世界のLUSH店舗で、2023年6月15日まで実施する。(フロントロウ編集部)

LUSHが打ち出す「生命」へのコミットメント

 自然の恵みを享受してビジネスを行う企業として、地球環境への責務を考えてきたイギリス発のナチュラルコスメブランドLUSH。

 地球環境などの悪化による損失をはじめ、さまざまな危機的状況に直面している今、より根本的な変化が求められていると考えるLUSHは、生物多様性を取り戻し、生命の再野生化を支える「生命」へのコミットメントを打ち出す。

 そしてLUSHが大切にしている考え方は、リジェネラティブ(再生可能)。現状維持を意味するサステナブル(持続可能)ではなく、再生し取り戻すことに注力し、地球をよりみずみずしく豊かにする行動を目指して、原材料の調達からリジェネラティブを実践している。

商品を通じて生物多様性について考える「JOIN OUR REGENERATION」

 そんなLUSHが全世界の店舗で行なう「JOIN OUR REGENERATION」は、LUSHの商品を通して生物多様性について考えられるキャンペーン。

 このキャンペーンでは、商品の原材料の背景にあるストーリーを通して、商品と生物多様性のつながりについて知ることができる。LUSHの商品に使われているこだわりの原材料は肌だけでなく、生態系をケアすることにもつながっているのが特徴。数あるストーリーのなかから、代表する原材料を一部ご紹介。

みなかみの天然湧水
対象商品:オーシャンヴェールウォーター(化粧水)/ロウィーナ・バード SP(ボディコンディショナー)

画像1: 商品を通じて生物多様性について考える「JOIN OUR REGENERATION」

 群馬県利根郡みなかみ町で豊かな森として知られる赤谷の森に生態系の頂点として君臨するイヌワシは、日本全国で残り500羽まで減少し、絶滅危惧種に。イヌワシの狩り場が奪われている背景にある適切管理がされない国内の人工林問題の解決のために計画的に間伐、皆伐し、生物多様性豊かな生態系を復元させる。

里山のお米
対象商品:琉球泡盛 ヴィーナス誕生 LF(フェイス&ボディスクラブ)/米ぬか ハーバリズム(洗顔料)/米粉 ドント ルック アット ミー(フレッシュフェイスマスク)など

画像2: 商品を通じて生物多様性について考える「JOIN OUR REGENERATION」

 サシバは、豊かな里山の象徴として里山の生態系ピラミッドの頂点に君臨する猛禽類でありながら、現在では絶滅危惧種に。この背景には日本各地の里山が疲弊していることに一員があり、渡り鳥であるサシバの日本全国の休憩地点で、焼失していく日本の里山と生物多様性の再生を目指している。

インドネシア産ココナツオイル
対象商品:アウトバックメイト(ソープ)、オリー ツリー(ソープ)など

画像3: 商品を通じて生物多様性について考える「JOIN OUR REGENERATION」

 パーム油不使用の自社開発した石鹸素地には、インドネシアで活動するサプライヤーから調達しているココナツオイルを配合。このサプライヤーは、かつてパーム油産業から圧力を受け、土地を伐採してアブラヤシ栽培を強制されていた農家を支援し、今では生物多様性に配慮した方法でココナツを栽培できるようにしている。また、ウミガメの産卵地の保護など、野生動物の支援プログラムも多数行なっている。

 そのほかにも、さまざまな原材料でリジェネラティブな取り組みが見られるので、ぜひキャンペーン公式ページからチェックしてみて。

キャンペーン公式ページ:weare.lush.com/jp/lush-life/our-impact/join-our-regeneration/

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