eスポーツ界の若きスターであるツイステンことカレル・アシェンブレナーが、19歳という若さでこの世を去った。(フロントロウ編集部)

ツイステンことカレル・アシェンブレナーが19歳で死去

 ここ数年ますます盛り上がりを見せているeスポーツ。世界大会などが開催され、世界中で競技人口が爆発的に増えているeスポーツの選手としてフランスNo.1のチームと言われる「Vitality」に所属していたツイステンことカレル・アシェンブレナーの訃報が流れた。

 チェコ出身のツイステンは19歳とまだ若く、eスポーツ界の若きスターだったが、長年うつ病と闘っていたようで、2023年の2月には「もう2年以上もうつ病と付き合っています」と声明を発表。

 その際「自傷行為をしてしまい、数日間ひどい状態になり、すべてを終わりにしようと思っていたのですが、父に助けられました。深刻な問題を抱えた人が入院する "最悪 "の精神科病院に数日入院しました。その後、私は新たなスタートを切り、ありがたいことに、自分を取り戻すことができました。人間として、そしてプロのeスポーツ界のアスリートとして、最も困難な時期でした。でもそのあと、自分がなぜゲームをやっているのか、自分にとってチームがどういう存在なのかを知ることができました」と当時のことを振り返っていた。

 そして6月7日に「おやすみ」とツイートし、その後ツイステンはツイッターを更新することはなかった。

 ツイステンの訃報には、同じチームのゴリラことハリー・メファム「今朝、最も親しい友人の1人で、私の弟のような存在だった人が自ら命を絶ったというニュースで目が覚めました。今感じている悲しみや虚しさは、言葉では言い表せません。私は彼を愛していましたし、それはこれからも変わりません。彼の好きだった番組からの引用と、私が落ち込んでいるときに彼がよく言っていた言葉で、この場を締めくくります。『もし、落ち込み、自分には何か物足りなさを感じているのなら、心を燃え上がらせてください』。安らかに眠ってください、みんなあなたを愛しています」とツイートして追悼した。

(フロントロウ編集部)

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