現在54歳のジェニファー・アニストンが「年齢のわりにキレイ」など、年齢を理由に褒められることに不満を持っていることを明かした。(フロントロウ編集部)

ジェニファー・アニストンが「年齢のわりにキレイ」と言われるのが嫌な理由

 ドラマ『フレンズ』のレイチェル役で知られるジェニファー・アニストン(54)が、「年齢のわりにキレイ」など、年齢を理由に褒められることが「耐えられない」と英Vogueのインタビューで明かした。

 ジェニファーは、年齢を感じさせない女性に対する褒め言葉としてよく使われる「年齢のわりに」「その年齢にしては」という意味の「for your age」というフレーズが大嫌いだそうで、「イライラします。耐えられません」と言うと、「社会の習性として、『あなたは今、人生のそのステージにいるけど』とか『その年齢にしては』といった言葉で区別されますが、私にはその意味がよくわかりません。私は20代の頃のよりもいい体型です。心も体も気持ちも前よりの良いと感じます。すべて100パーセント良くなっています」と続けた。

 「年齢のわりに」という言葉以外にも、「50代とは思えない」「20代にしか見えない」など、年齢を引き合いに出して外見を褒める言葉をよく聞くが、それは「若さに価値がある」という偏った価値観が根本にあるから。加齢は誰しもが経験することで、歳を取るのは当たり前のことだが、「若さ崇拝」の文化が根付く現代社会において、とくに女性は“若々しくいる”ことを求められる傾向にある。

画像: ジェニファー・アニストンが「年齢のわりにキレイ」と言われるのが嫌な理由

 ちなみに、今回のインタビューでジェニファーはワークアウトを大切にする理由も語っている。高齢の親族の体が衰えていくのを目の当たりにしたジェニファーは、自分自身の歳の取り方について考えるようになったそうで、「私は長寿の家系で、とくに父方は長生きです。でも、私はただ生きているだけでなく、生き生きとしていたいんです」、「75歳、85歳になっても、車いすには乗りたくありません。誰かに持ち上げてもらってトイレに行くのは嫌です」と、自身にとってワークアウトは体型をキープするだけでなく、健康で長生きするためでもあることを明かした。(フロントロウ編集部)

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