スティーヴン・キング原作、姉妹に“ナニか”が忍び寄る
“ブギーマン”とは欧米で古くから根付く昔話に出てくる、特定の姿形を持たない恐怖の存在。 全世界を恐怖に陥れた『キャリー』、『シャイニング』、『IT/イットTHE END “それ”が見えたら、終わり。』など数えきれないほど多くのホラー金字塔を生み出した巨匠スティーヴン・キング が言い伝えを基に書き上げた短編小説を、大人気ドラマシリーズ『ストレンジャー・シングス未知の世界』の製作会社21 Lapsのプロデューサーチームが『ブギーマン』として映画化。6月2日、日本より一足早く公開されたアメリカでは並み居る超大作と肩を並べ全米3位のヒットとなっている。(※BoxOfficeMojo 6月2日~4日ランキングより)
母の突然の死から立ち直れずにいる女子高生の姉セイディと幼い妹ソーヤー。セラピストである父親もまた、妻を失った悲しみに打ちひしがれ、娘たちと向き合うことができずにいた。そんな心に闇を抱えたバラバラの家族を狙う、得体の知れない恐ろしい“ナニか”がしのび寄っていた…。
初めて解禁となった予告編では、得体のしれない“恐怖”に怯える妹ソーヤーと、その言葉に不信感を募らせる姉セイディに、少しずつその“恐怖”が忍び寄る様子が描かれる。怪しく点滅する赤いライトを見つめていると、部屋の隅に存在しない“ナニか”を目撃してしまうソーヤー。ソーヤーは“ナニか”の存在を訴えるも、セイディは一向に取り合おうとしなかった。一方、セラピストである父親ウィルは、彼の元を訪れた男レスターから怪しげなメモを渡され「闇にまぎれてヤツは来る」と聞かされる。二人の娘の異変に気付いたウィルは娘たちを救うべく動き出すが、そんな彼の元にも“ナニかが迫っていた。「ただの妄想だ、モンスターなんていない!」とソーヤーの必死の訴えを否定するセイディに、そして「心配ない」と娘たちを守ろうとするウィルに襲い掛かる“ナニかの正体とは…。
姉セイディにはディズニープラスで独占配信中の『ボバ・フェット/TheBookofBobaFett』で改造ギャングドラッシュを演じたソフィー・サッチャー、妹ソーヤーには同じくディズニープラスで独占配信中の『オビ=ワン・ケノービ』で若きレイアを演じ、ユアン・マクレガーをはじめスタッフ・キャストから惜しみない賛辞を受ける天才子役ヴィヴィアン・ライラ・ブレア。そして、父親ウィルは『AIR/エア』、『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒BIRDSOFPREY』などに出演したクリス・メッシーナ、謎の患者レスターは『ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結』のデヴィッド・ダストマルチャンが演じる。監督を務めるのは、ロックダウン中の物語を描いたホラー映画『ズーム/見えない参加者』でブレークし、次世代のホラー映画界を担うと期待されるロブ・サヴェッジ。
映画『ブギーマン』は8 月18 日(金)全国劇場にて公開。