アデルがシルヴェスター・スタローンから家を買う際に出した条件
映画『ロッキー』シリーズのロッキー・バルボア役で知られる俳優のシルヴェスター・スタローンが、自宅を売却した際の裏話を米The Wall Street Journalのインタビューで明かした。
シルヴェスターから家を買ったのは、「Rolling in the Deep(原題)」や「Hello(原題)」などの大ヒット曲で知られるシンガーのアデルで、購入価格は5,800万ドル(現在のレートで約82億円)だと伝えられている。
シルヴェスターが所有していた家には、プールの近くに“ロッキーの銅像”が置いてあったことで知られるが、家を売った際、シルヴェスターはこの銅像を手放したという。自身にとって思い入れのある役であるロッキーの銅像を、引っ越しの際に持っていきたくなかったのかと聞かれたシルヴェスターは、「持っていきたかったですよ。でも、アデルは納得しなかったんです」と言うと、こう続けた。
「彼女は、『(銅像を残してくれないなら)取引できない。契約を破棄することになる』と言いました。彼女は銅像を欲しがったんです」
そういった事情から、ロッキーの銅像はシルヴェスターの元の家(=アデルの家)に残ることになった。
なお、アデルがシルヴェスターから購入した家は現在改装中で、米Entertainment Tonightによると、ほぼ解体されて骨組みが取り払われるなどかなり大規模な工事だそう。そのことについて、シルヴェスターは「いいと思います。彼女は(家を)ゴージャスにしているんです」と語っている。(フロントロウ編集部)