映画『インディ・ジョーンズ』シリーズで計4作品にわたってメガホンをとったスティーヴン・スピルバーグ監督が、ジェームズ・マンゴールド監督にその座をゆずった『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』を初めて見た感想を明かした。(フロントロウ編集部)

スピルバーグ監督が『インディ・ジョーンズ』最新作を見て思ったこと

 記念すべきシリーズ1作目『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』から、2008年公開の『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』まで、計4作品にわたって映画『インディ・ジョーンズ』シリーズで監督を務めたスティーヴン・スピルバーグが、ジェームズ・マンゴールド監督にその座をゆずった『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』を初めて見た感想をTime 100 Summitで明かした。

 当初、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』はスピルバーグ監督がメガホンをとる予定だったが、監督を降板して製作総指揮として作品に携わる決断を下し、マンゴールド監督にメガホンを託した。

画像: スピルバーグ監督が『インディ・ジョーンズ』最新作を見て思ったこと

 スピルバーグ監督にとって、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』は初めて自分が監督を務めなかった作品。最初に見たとき、どんなことを思ったのか?

 スピルバーグ監督は「(ディズニーCEOの)ボブ・アイガーがディズニーの重役たちを集めて試写会を開いたんです。私はジェームズ・マンゴールド監督と一緒に見ました。みんなとても気に入っていました。本当に、本当に素晴らしい『インディ・ジョーンズ』の映画でした。ジム(マンゴールド監督)がこの映画で成し遂げたことを心から誇りに思います」と言うと、こう続けた。

 「(上映が終わって)照明がついたとき、私はみんなのほうを向いてこう言いました。『なんてことだ!この映画の作り方を知っているのは私だけだと思っていた』と(笑)」

 ちなみに、主人公のインディ・ジョーンズを演じるハリソン・フォードは、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』が自身がインディを演じる最後の作品になることを明言している。

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