ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』の続編ドラマの米配信直後に、過去の性的暴行を告発されたクリス・ノース。ドラマの共演者であるサラ・ジェシカ・パーカーらキャストに対して不満を持っているという記事が掲載されたことをうけて、クリス自身がインスタグラムでコメントをした。(フロントロウ編集部)

“ミスター・ビッグ”役のクリス・ノースが4人の女性から告発

 ニューヨーク・マンハッタンを舞台に4人の女性たちの恋・友情・キャリアを描き、今でも多くの人から愛されているドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ(以下『SATC』)』。2021年12月にファン待望の続編『AND JUST LIKE THAT... / セックス・アンド・ザ・シティ新章(以下『AJLT』)』が米配信されたが、シーズンがスタートした直後、主人公キャリーの相手役のミスター・ビッグ役を担当した俳優のクリス・ノースが、4人の女性から性的暴行を告発され大きく世間を騒がせた。

画像: “ミスター・ビッグ”役のクリス・ノースが4人の女性から告発

 クリスは容疑を否認したが、『AJLT』の出演シーンは大幅にカットされ、キャストのサラ・ジェシカ・パーカーシンシア・ニクソンクリスティン・デイヴィスが共同声明を発表し、被害女性たちをサポートする姿勢を示した。

 クリスは、その後ドラマ『イコライザー』を降板し、出演していたCMは打ち切りとなり、所属事務所A3アーティストから解雇となる事態にまで至った。長い間共演してきたサラは、2022年5月にハリウッド・レポーターのインタビューで、プロデューサーとしてこの出来事にどう反応したかと聞かれるも、依然心の整理がついていないようなコメントをし、クリスと疎遠になっていることも明かしていた。

「『SATC』出演者に無視されている」という記事は「全くのナンセンス」

 2023年6月23日に待望のシーズン2である『AND JUST LIKE THAT… シーズン2 / セックス・アンド・ザ・シティ新章』の日米同時配信が始まったなか、同日、『性的暴行疑惑のあと、クリス・ノースは『SATC』出演者に無視されていると感じている』というタイトルの記事がNew York Postに掲載された。

 この記事によると、クリスはサラたちキャストは自分に謝罪するべきだと思っているそうで、記事では、「彼女たちからパーティーに招待されなくなったし、グリーティングカードや誕生日祝いのメッセージもなくなった。なぜ彼女たちにのけ者にされなければいけないのかと思っている」という“関係者”の発言も掲載された。

画像: ©Chris Noth/Instagram

©Chris Noth/Instagram

 この記事を見たクリスは憤慨したようで、インスタグラム上で、「普段はこういうことは取り合わないんだけど」と前置きをした上で、「人々が人間ドラマやゴシップを好むことは知っています…。でもこの記事は全くばかげている」と記事の内容を否定。この投稿に対して、コメント欄には『SATC』映画版にダンテ役で出演したフランス人俳優ジル・マリーニから「わかるよ」と同情する言葉が書き込まれた。現時点で、サラら主要キャストからはリアクションはない。

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