トム・ハンクスの姪であるカーリー・リーヴスがテレビ出演。トムの姪であることが発覚した時に取った行動で炎上している。(フロントロウ編集部)

「こんな扱いおかしい! もっとカメラに映るべきなのに!」

 トム・ハンクスの姪であるカーリー・リーヴスが、リアリティ番組『クレイム・トゥ・フェイム(原題)』に出演して、初週で敗退したことに激昂して炎上している。

画像: トム・ハンクス(右)の姪カーリー・リーヴスは、トムの妻リタ・ウィルソンと血縁関係にあるという。

トム・ハンクス(右)の姪カーリー・リーヴスは、トムの妻リタ・ウィルソンと血縁関係にあるという。

 ケヴィン・ジョナスとフランキー・ジョナス兄弟が司会を務める『クレイム・トゥ・フェイム』は、有名人を家族に持つ12人の出場者が一つ屋根の下に暮らし、ほかの人の正体を当てるリアリティ番組。フィナーレまで正体がバレなかった人には10万ドル(約1,400万円)の賞金が与えられる。

画像: 『クレイム・トゥ・フェイム』シーズン2。カーリーはソファー右上。

『クレイム・トゥ・フェイム』シーズン2。カーリーはソファー右上。

 6月から全米で放送が始まったシーズン2に出演をしたカーリーは、映画『フォレスト・ガンプ/一期一会』に登場する“ベンチ”などがヒントになり、1週目で番組を去ることに。敗退が分かったカーリーは号泣状態でステージ裏に去って行くと、スタジオまで聞こえる音量で怒りの絶叫。残った出場者が「やばい」「怒鳴ってる」と驚くなか、続けて、「なんでベンチなの!? ベンチが有名な映画なんてほかにないでしょ! 頭が良くないゲイブリエル(※別の出場者)だって分かってた!」と泣きじゃくりながら、ヒントが簡単すぎたと激怒。スタジオから発言を聞いていたゲイブリエルは、さすがに「それはあんまりだ」とボソッ。その後、カーリーが「こんな扱いおかしい! もっとカメラに映るべきなのに! もっと放送されるべきなのに!」と怒鳴り散らすと、スタジオから聞いていた別の出場者からは、「(敗退させたのは)良い選択だったみたいだね」という辛辣がコメントが出た。

 当然だが、カーリーのこの行動はSNSで炎上することに。アメリカのツイッターでは、番組名である番組名では『Claim to Fame』がトレンド1位になるほどの盛り上がりぶりだった。

カーリーが騒動にコメント、叔父トムにも報告済みと認める

 このエピソードが放送されたあと、カーリーがEWの取材に応えて番組出演やトムとの会話を振り返った。

 自身の態度について「少し過剰に反応しすぎた」と振り返ったカーリーは、すべては、自身が「感情的でとてもドラマチックな人間だから」だと説明。当時は「本当に腹が立った」ことを認めた一方で、「誰かに怒っているということではなく、自分自身や、家に帰ることになったという事実への怒りだった」と説明したカーリー。当時は湧き出た大きな感情が口から出てしまったが、「もっとカメラに映るべき」という発言は自分で聞いていても「バカバカしい」と感じたという。

 すでにカーリーの敗退を知っているというトムは、カーリーの番組出演が決まった当時、「番組に出るかどうかは君が選ぶことだ。うまくいくといいね。幸運を祈るよ」と送り出してくれたというが、そんなトムは番組を見るのだろうか? カーリーは「そう願います」と言ってこう続けた。

 「彼に恥をかかせて困らせたくないとは思いますが、きっと大丈夫だと思います。ぜひ見て欲しいと思います。だって、面白すぎるから。彼は何があっても私の最善を願ってくれる人です。彼にこう聞かれました。『(番組出演で)少しはお金稼げたの?』って。『うん、少しだけね』って言ったら、『オッケー、じゃあ良かった』と言っていました」。

 家族や親戚が自分の名前を使って活動することは嫌がる有名人が多い。ましては炎上するような行動をテレビで取るなんてもってのほかだろうが、“君の選択だ”と尊重して受け入れるとは、トムの宇宙級の器の広さが改めて分かった騒動だった。

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