映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』にマット・ウィリアムズ役のシャイア・ラブーフが出演していない理由をジェームズ・マンゴールド監督が説明。(フロントロウ編集部)

『インディ・ジョーンズ』最新作にシャイア・ラブーフが出演してないワケ

 ハリソン・フォードがインディ・ジョーンズを演じる最後の作品となる『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』に、前作『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』でインディの実の息子マット・ウィリアムズ(ヘンリー・ジョーンズ三世)を演じたシャイア・ラブーフが出演していない理由をジェームズ・マンゴールド監督が米Varietyに明かした。

 『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』には、シリーズ1作目『レイダース/失われたアーク』に登場したインディの友人サラー役のジョン・リス=デイヴィスやインディの妻マリオン役のカレン・アレンも出演しているが、残念ながらシャイアの名前はない。

画像: 『インディ・ジョーンズ』最新作にシャイア・ラブーフが出演してないワケ

 その理由について、マンゴールド監督は『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』のプレミアイベントのレッドカーペットでこのように説明している。

 「私がこの作品に参加することになったとき、インディと勇敢な女性キャラクター(※フィービー・ウォーラー=ブリッジ演じるヘレナ・ショウ)とのあいだの素晴らしいエネルギーをとらえたいと思いました。それが私の最初の目標でしたし、1枚の写真に入れることのできる人数は限られています」

 シャイアは過去に自身が出演した『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』について批判的なコメントをして物議を醸したり、私生活で迷惑行為や暴力行為で何度も逮捕されたり、色々と問題を抱えているので、もしかしたら出演していない背景にはそういった事情も絡んでいるのかもしれない。なお、マンゴールド監督によると、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』にシャイア演じるマットが登場するシーンはないが、マットのその後については触れているという。

 ちなみに、『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』でキー・ホイ・クァンが演じたショーティことショート・ラウンドが登場しないのも新キャラクターのヘレナ・ショウの存在が大きく影響しているようで、マンゴールド監督はショーティを再登場させなかった理由について、「インディに挑戦する女性の主人公が必要だと思ったんです。さまざまなことに目を向けて、どうしたらうまくいくかを考えてみました。ただ、そこにもうひとりの大人を登場させたくなかったんです」と米IGNに語っている。

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