普段のケアでは取り切れない角質を落とすスペシャルケア。ひじやひざ、かかとなどが定番だけれど、じつは「首」も角質ケアが必要だって知ってた? なめらかですべすべな首もとに導く首のお手入れ方法を海外の皮膚科医が紹介した。(フロントロウ編集部)

じつは「首」も角質ケアが必要

 顔のスキンケアには余念がないのに、意外と見落としがちなのが「首」のケア。首のほうが顔よりも早くシワやたるみといったエイジングサインが出やすいのに、きちんとケアができていない人が多いという。

画像: じつは「首」も角質ケアが必要

 とくに肌見せが増える夏に取り入れたいのは、首の角質ケア。顔のスキンケアと同様に、首もケアを怠ってしまうと、次第に不要な角質がたまるため、定期的にケアする必要があるそう。

 米ビバリーヒルズを拠点とする皮膚科専門医のツィポラ・シャインハウス医師も、「首のケアをおろそかにすると、メイクや汗、汚れ、皮脂など不要な角質が蓄積していきます。これは衛生的ではないだけでなく、首の黒ずみや炎症にもつながる可能性があります」と米Makeup.comで忠告。なめらかなハリのある若々しい首もとを保つためにも、角質ケアを取り入れるべきだとアドバイスした。

首の角質ケアには「ふき取り化粧水」がオススメ

 とはいえ、首は顔と同様に皮膚が薄くデリケートなため、ひじやかかとなどの部位と同じようにスクラブするのはNG。

 シャインハウス医師は、「首の皮膚はとても薄く、一般的なスクラブ剤などで角質ケアをすると、炎症や色素沈着を起こす恐れがあります。そのため(首もとに)角質ケア製品を塗布する際は、細心の注意を払う必要があります」とコメント。

画像: 首の角質ケアには「ふき取り化粧水」がオススメ

 首に使用する角質ケアアイテムについて、シャインハウス医師は、「スクラブ剤の代わりに、乳酸菌、マンデル酸、グリコール酸などのAHAを含む化粧水やピーリングを使うのが良いでしょう。不要になった角質を柔らかくし、フレッシュで明るい肌に見せてくれます」と助言した。

首の角質ケア方法

 シャインハウス医師によると、首の角質ケア方法はいたって簡単。はじめに洗顔料のたっぷりとした泡で首をやさしく洗い上げる。次に、AHAを含むふき取り化粧水もしくはピーリング剤をコットンに含ませ、くすみやザラつきの原因となる不要な角質をやさしくふき取る。

画像: 首の角質ケア方法

 最後に、こっくりとした保湿クリームで首もとをしっかりと保湿したら完了。ほかにも、日中に外出する際は、首もとを紫外線から守ってくれる「日焼け止め」を塗ることも重要だと明かした。

 顔まわりにあって人目につくのに、なぜかあまり重視されない首のケア。とくに肌見せが増える夏は首もとやデコルテが目立ちやすいので、定期的に角質ケアを行ない、明るくキメの細かい輝くような首もとに仕上げてみては。

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