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U-NEXTで独占配信中のドラマ『AND JUST LIKE THAT… シーズン2 / セックス・アンド・ザ・シティ新章』に出演しているクリスティン・デイビスのオフィシャル・インタビューが到着した。『SATC』時代の思い出から、新作でのシャーロットの様子、主要キャストとの仲などを明かした。(フロントロウ編集部)

クリスティン・デイヴィスの思い出のセリフは、シーズン3第1話の...

 U-NEXTにて見放題で独占配信中のドラマ『AND JUST LIKE THAT… シーズン2 / セックス・アンド・ザ・シティ新章』にて、シャーロット・ヨーク役を再び演じているクリスティン・デイヴィス。先週配信された第4話では、ドライオーガズムを経験していた夫ハリーにケーゲル体操を教える様子がSNSで話題を集めた。

画像: 第2話ではリリーが思い出の服を安く売ったことに憤慨したシャーロット。

第2話ではリリーが思い出の服を安く売ったことに憤慨したシャーロット。

 オリジナルドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』の時から約25年もシャーロット役を演じる続けるクリスティンが、この度、シリーズを通して最も心に残るセリフを明かした。

 それは、シーズン3第1話でシャーロットが放つ「15歳からデートを繰り返していて、もう疲れた。彼はどこにいるの!?(I've been dating since I was 15. I'm exhausted. Where is he?’)」というセリフ。“白馬の王子様”を探していたシャーロットは、その後ハンサムな銀行マンと出会うのだが、喧嘩グセがあることがあとから発覚する。

 シャーロットが妊活していたときやハリーのためにユダヤ教に改宗したときは、同じ経験をした人に街でよく声をかけられたというクリスティン。なかでも、この白馬の王子様についてのセリフは多くの人が共感していると感じているそうで、「あのシーンは多くの人の心の中で生き続けているみたいなので、とても面白いです」と明かした。

画像: クリスティン・デイヴィスの思い出のセリフは、シーズン3第1話の...

 さらにクリスティンは「他に好きな瞬間は結婚式です」と語り、「シャーロットとトレイの最初の結婚式は、撮影にとても時間がかかりました。時間がかかりすぎて、ガールズたちはみんな教会のベンチで眠ってしまったくらいです。その時の写真も持っていますよ」と振り返った。

 また、映画2作目で訪れたモロッコで、サラ・ジェシカ・パーカーと一緒に絨毯を買いに行ったことが良い思い出だそう。「サラと一緒に絨毯を買いに行ったんです。この絨毯を今でも持っています。彼女はそれをアップサイクルして、パッチワークのような、とてもクールなオットマンテーブルに生まれ変わらせましたよ。すごくクリエイティブな人ですからね。私のは全部、家の中のいろいろな場所に使われています」。

 そんなクリスティンにとって、2021年に配信開始した『AND JUST LIKE THAT… / セックス・アンド・ザ・シティ新章』は旧友であるサラやシンシア・ニクソンと久々に仕事ができる現場。「仕事ではありますが、18時間も一緒にいますからね。子どものことから時事問題まで、あらゆることを話していますよ」と語った。

シャーロットのキッチンにも見える、制作陣のこだわり

 本作は美しいファッションや装飾でも知られるが、細部までのこだわりは、クリスティン自身も誇りに思うレベルだという。

画像1: シャーロットのキッチンにも見える、制作陣のこだわり

 「ひとつひとつ、細部に至るまで細心の注意が払われているのです。シャーロットのキッチンひとつを取っても議論が起こります。『これはこっちに置くべきかあっちに置くべきか。これは無い方がいいんじゃないか。このブランドはここに合っていないんじゃないか』。この番組で働く人全員がこの番組でものすごい情熱を傾けていて、とても素晴らしいことですし、それこそが番組の成功の一因なのです」。

画像2: シャーロットのキッチンにも見える、制作陣のこだわり

シャーロットは「理想」と「現実」の間で揺れる人

 さらにクリスティンは、シャーロットのこれまでとこれからも分析した。

画像1: シャーロットは「理想」と「現実」の間で揺れる人

 オリジナルシリーズが始まった当初は、「完璧の定義が非常に限定されていて、結婚してすべてを完璧にするという目標に固執していた」とシャーロットを評したクリスティン。しかし、離婚や不妊を経験するなかで何が最も重要かを見直し、「今では世界によりオープン」だという。とは言えそれでも、今もリアルと理想の間で葛藤を続けているとした。

 「彼女は、自分のイメージと現実の間でもがいているんです。私たちみんながそうですよね。自分の思い描く理想の人生があるなかで、実際の人生に納得するのは難しいものですよね。彼女はすべての願いを叶えているけど、自分は何者なのか? 満足しているのか? 十分幸せなのか? 自分ではなく他人のために人生を生きてしまっているか? と未だに自問しているのです。不思議なことに、それこそ彼女が最初の頃にやっていたことだと思います。彼女は自分の理想のために、必ずしも他人のためではなく、自分の心の中で描くイメージのために人生を生きていたのです。その後、彼女は現実に戻って『ああ、彼は私が思っていたような人ではなかったけど、これが私の愛する人なんだ』と気づいた。彼女は物事を手放すことを学ばなければならなかったのです」。

画像2: シャーロットは「理想」と「現実」の間で揺れる人

 そんなシャーロットに、シーズン2に待っていることとは?

 「彼女は今も子どもたちにとって最高の母親であり、ハリーにとって最高の妻であろうとしています。子どもたちの意向とシャーロットの支配癖の間で葛藤が起きます。これは以前からの課題ですね。シーズンが進むにつれて、シャーロットは、子どもたちのために正しいことをしているのか、また、自分自身のために正しいことをしているのかを見直すことになります。彼女はそれがどういう意味なのかを考えなければならなくなります。素晴らしい展開だと思いますし、私自身も共感できます。シャーロットは道の真ん中にいますが、圧倒もされる。俳優としては嬉しいチャレンジです」

 ドラマ『AND JUST LIKE THAT… シーズン2 / セックス・アンド・ザ・シティ新章』はU-NEXTにて見放題で独占配信中。

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