※この記事は映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』のネタバレを含みます。
ハリソン・フォードが『インディ・ジョーンズ5』のラストについて語る
ハリソン・フォードが、自身がインディ・ジョーンズを演じる“最後の作品”である『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』のエンディングについてどう思っているのか米Entertainment Weeklyに明かした。
じつは、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』でメガホンを取ったのは、『LOGAN/ローガン』のジェームズ・マンゴールド監督であることから、一部のファンのあいだで“インディの死”で終わるのではないかという懸念があった。
今回、Entertainment Weeklyの取材に応じたハリソンは、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』でインディが死ぬことにこだわる必要がなかった理由を説明すると同時に、1981年から演じてきた愛すべきキャラクターの旅路がこの物語でどのように締めくくられるのか、その思いも語った。
「完成した脚本でインディ・ジョーンズが死ぬことになっていなかったので、その件について議論する必要はありませんでした。撮影中、何度か話題になったことはありますが、(監督の)ジェームズ・マンゴールドは私(インディ・ジョーンズ)を殺す役目を負うのは嫌だと言っていました。『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』の最後で描かれたかたちで彼を残したのは、私は良い選択だと思います。彼が抱えるほとんどの問題は解決され、対処もしました。彼は私たちが望む彼の姿に戻ったと私は考えています。素晴らしいラストシーンだったと思います。とても気に入っています」
ちなみに、ハリソンはインディ・ジョーンズ役に別れを告げた日のことを振り返って、「(撮影最終日に)私が味わった感覚は、何かを作り上げたとき、あるいはそれを目にすることができたとき、やり遂げたことを思い出したとき、仕事にやりがいを感じたとき、そこから価値あるものを得たときに感じるものでした」と米Digital Spyのインタビューで述べている。