インディ・ジョーンズの帽子に隠された秘密
インディ・ジョーンズの帽子が、激しい戦闘シーンやチェイスシーンでも決して落ちないのには理由があった…!? ハリソン・フォードが、『インディ・ジョーンズ』シリーズの第1作目『レイダース／失われたアーク《聖櫃》』で、インディのトレードマークである帽子をホッチキスで頭に留めていたという長年の噂に言及した。
つい最近、ハリソンが出演した米GQのインタビュー動画の中で紹介された舞台裏映像には、ハリソンが歯を食いしばりながら自らホッチキスで帽子を頭に留める姿が映っていたが…。なお、問題の映像は下の動画の6分17秒あたりから見ることができる。
この舞台裏映像について聞かれたハリソンは、髪の生え際を指差して、ホッチキスの跡と思われるものをカメラに見せながら、「まだ傷が…。見えますか？」と言うと、「やるべきことをやるだけです」と付け加えた。
たしかに、舞台裏映像ではハリソンが帽子をホッチキスで頭に留めているように見えたが、ホッチキスは空だった可能性もある。ハリソンはドライなユーモアのセンスを持っていることで知られることから、米Insiderは、“ハリソンが十数年来のジョークを口にしただけなのか、それとも本当のことを言っているのかは不明”だと指摘している。
ちなみに、動画の続きでハリソンはインディの衣装について、「1作目でキャラクターの要素として提示されました。それに対する私の疑問はたくさんありました。なぜ、ジャングルで革ジャンを着ているのか？ここは暑くないのか？なぜムチを持っているのか？ムチで何をするのか？ムチで人を打つのか？」と語っている。ハリソンによると、衣装部門のスタッフからインディの衣装は「時代を呼び起こすもの」であり、「過去の映画を反映したもの」であると説明されたそうで、最初は躊躇していたものの、最終的に着ることに「OK」を出したという。
