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ハリー・スタイルズとの熱愛でも注目が集まっているテイラー・ラッセルは、製作者としても評価が高く、ファッション界からも熱い視線を送られている要注目の俳優!(フロントロウ編集部)

カナダ生まれの苦労人

画像: カナダ生まれの苦労人

 1994年にカナダのバンクーバーに生まれたテイラー・ラッセル。黒人の父親と白人の母親の間に生まれたテイラーは、父親の家族と疎遠だったことが原因で黒人としてのアイデンティティに対する悩みと長年向き合ってきたそうで、「父方の家族と一緒に育たなかったため、アイデンティティの問題を抱えながら育ちました」とThe Grioで告白した。

 18歳のときに受けた演技のレッスンがきっかけで役者を本気で目指し、オーディションのために自宅からロサンゼルスを車で往復する人生がスタート。オーディションに通うために、宝石店やインド料理店、アマゾンの倉庫などありとあらゆるアルバイトをする生活が約4年続き、最終的に、自動車事故の示談金として得た資金で行ったオーディションで初仕事を得たことを米Dazedで明かした。

NetflixドラマやA24の映画での演技が大絶賛!

 2018年にNetflixのSFドラマ『ロスト・イン・スペース』に出演し、批評家から賞賛されサターン助演女優賞にノミネート。「SFジャンルに携わる有色人種の女性が多くないことは承知していますが、私をそのポジションに選んでくれたことは本当に幸運だと感じています」と、その経験をThe Grioで語った。

画像: 映画『WAVES/ウェイブス』©2019 A24 Distribution, LLC. All rights reserved.

映画『WAVES/ウェイブス』©2019 A24 Distribution, LLC. All rights reserved.

 2019年のA24製作の青春映画『WAVES/ウェイブス』では、傷ついた過去と向き合いながら立ち直っていく主人公の妹役を熱演し、第29回ゴッサム・インディペンデント映画賞ブレイクスルー演技賞を受賞。Indie Wireは、「キャスト陣の素晴らしい演技で満ちているが、最も壮観な展開を見せるのはラッセルだ」と彼女の演技を褒め讃えた。

 その後は、“脱出ゲーム”を題材に描いたサバイバル・スリラー『エスケープ・ルーム』(2019年)と続編の『エスケープ・ルーム2:決勝戦』(2021年)では、2作続けて主演を務める。

ティモシー・シャラメとの共演作で堂々の国際映画祭デビュー!

画像: 映画『ボーンズ アンド オール』© 2022 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved.

映画『ボーンズ アンド オール』© 2022 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved.

 ティモシー・シャラメと共演した2022年のロマンスホラー映画『ボーンズ アンド オール』では、ヴェネチア国際映画祭新人俳優賞(マルチェロ・マストロヤンニ賞)を受賞し、国際的にも注目を集める存在に。

画像1: ティモシー・シャラメとの共演作で堂々の国際映画祭デビュー!

 プレミアでテイラーと仲睦まじい姿をたびたび見せていたティモシーは、「テイラーとの共演はとても楽しかった。彼女はとてもオープンで、撮影では新しいことに挑戦していたよ」と、映画『ボーンズ アンド オール』の特別映像の中で俳優としてのテイラーを称えた。2人は主演俳優として深く話し合いながら役を構築していったそうで、テイラーは、「私たちはたくさん話し合い、互いに多くのイメージを共有しました。マレンとリーの関係のように、説明しにくいユニークなコラボレーションでした」と、フロントロウ編集部が独占解禁したインタビューで語っていた。

画像2: ティモシー・シャラメとの共演作で堂々の国際映画祭デビュー!

ドキュメンタリー映画では製作者としても評価

 2020年には、友人のサヴァナ・リーフと共同で脚本、監督、製作した28分のドキュメンタリー『The Heart Still Hums』で監督としてもデビューも果たしている。

 薬物依存、ホームレス、ネグレクトというトラウマをもつ5人の女性の葛藤が描かれ、パーム・スプリングス国際短編映画祭最優秀短編ドキュメンタリーを受賞したほか、サーチライト・ピクチャーズの“サーチライト・ショート”がこの短編を獲得し、ナッシュビル映画祭で最優秀短編ドキュメンタリー賞、ハリウッド批評家協会賞最優秀短編映画賞も受賞しており、製作者としての今後も期待されている。

ファッション界からも熱視線!

画像: ©LOEWE via Taylor Russell/Instagram

©LOEWE via Taylor Russell/Instagram

 2022年にロエベのグローバル・ブランド・アンバサダーに就任し、2023年春夏コレクションのランウェイショーのオープニングを飾り、ユルゲン・テラーが撮影したSS23プレコレクションキャンペーンにも出演。

画像: スーパーモデルのナオミ・キャンベルにも気に入られており、ナオミが映画を観に来たことも。

スーパーモデルのナオミ・キャンベルにも気に入られており、ナオミが映画を観に来たことも。

 『ボーンズ アンド オール』のプレスツアーのレッドカーペットでは、テイラーの個性が光る大胆なデザインのドレス姿を次々と披露し、ファッション界からも熱視線が注がれている。

画像: ロンドン映画祭

ロンドン映画祭

画像1: ヴェネチア国際映画祭

ヴェネチア国際映画祭

画像2: ヴェネチア国際映画祭

ヴェネチア国際映画祭

憧れの人はパティ・スミス

画像: 憧れの人はパティ・スミス

 シンガーソングライターで詩人のパティ・スミスの『ジャスト・キッズ』が愛読書であることをたびたたび明かしており、憧れのパティが左膝にいれているのと同じ稲妻のタトゥーを左手首の内側に入れている。

画像: パティ・スミス

パティ・スミス

親友はドラマ『ユーフォリア』のアレクサ・デミー

画像: テイラー・ラッセルとアレクサ・デミー、2019年テルライド映画祭にて。

テイラー・ラッセルとアレクサ・デミー、2019年テルライド映画祭にて。

 ドラマ『ユーフォリア』のマディ役アレクサ・デミーとは、『WAVES/ウェイブス』の撮影で出会って以来の親友。

 モエ・エ・シャンドンのイベントに揃って出席した2人は、黒を基調としたお揃いのルックで登場。テイラーはアクレサとの友情について、「この業界で同じ年齢の親友を持つことは最高のことです。長い間お互いに助け合ってきました。一緒にこの困難を乗り越えていますが、お互いが今を生き続けるために助け合っていると思います」と、同じ境遇にいる者同士、固い友情で結ばれていることをW magazineに語った。

画像: 2020年アカデミー賞のアフターパーティを一緒に楽しむテイラー・ラッセルとアレクサ・デミー。

2020年アカデミー賞のアフターパーティを一緒に楽しむテイラー・ラッセルとアレクサ・デミー。

ハリー・スタイルズと交際報道!手つなぎデートも目撃される

 2023年6月下旬に、ロンドンの美術館からハリー・スタイルズと一緒に出てくるところをキャッチされて、突如熱愛のウワサが浮上。ただの友人として歩いていただけという可能性も十分あり得るが、その後、7月8日にウィーンで行われたハリーのコンサートのVIPエリアでテイラーが目撃され、翌日現地で一緒に外出を楽しんでいる様子もキャッチされたため、熱愛報道は過熱。

 2人が初めて会った時期は明らかにはなっていないが、ハリーは『ドント・ウォーリー・ダーリン』、テイラーは『ボーンズ・アンド・オール』のプレミアの為に2022年のヴェネチア国際映画祭に共に参加していることが確認されている。両者ともにロマンスの噂についてまだ公にコメントしていないが、8月末にはロンドンで手つなぎデートをしている姿が目撃された。

韓国の鬼才ナ・ホンジン監督の映画『Hope』に出演予定

 これから公開が控える出演作が、韓国の鬼才ナ・ホンジン監督の映画『Hope』。俳優のマイケル・ファスベンダーとアリシア・ヴィキャンデル夫婦、ドラマ『イカゲーム』のチョン・ホヨンがキャスティングされている話題作。

画像: 韓国の鬼才ナ・ホンジン監督の映画『Hope』に出演予定

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