落ちにくいはずのアイライナーでもにじんでしまうワケ
アイラインで気になる悩みといえばにじみ。ヨレにくいはずのウォータープルーフタイプのアイライナーを使っていてもなお、ふと鏡を見るとにじんでパンダ目になっているなんてことも。
じつはこのにじみには、油分が大きく関係している。メイクアップアーティストのメラディ・ウィックスは、「ウォータープルーフのフォーミュラは耐水性に優れていますが、耐油性があるとは言えません」とWell+goodで説明。水分には強くヨレを防いでくれるものの、油分によってにじんでしまうという。
そこで大切なのが、肌の皮脂やコスメの油分を抑えること。具体的にどうすればいいのか、油分によるアイラインのにじみを防ぐコツをご紹介。
アイシャドウの仕上げはパウダーで
アイラインのにじみを防ぐコツのひとつが、アイシャドウをパウダーで仕上げること。なぜならクリームやリキッド系の製品は油分が多いため、アイラインのにじみを招いてしまうからだという。
メラディは、「ウォータープルーフタイプのアイライナーを使ってもにじんでしまうなら、アイシャドウはできるだけクリーム系は避け、パウダーを選ぶのがいいと思います。クリームを使用したい場合は、最後の仕上げとしてパウダーを軽く重ねるようにしてください」とアドバイスした。
アイラインの上に同じ色のアイシャドウを重ねる
多くのメイクアップアーティストが推奨しているのが、アイラインを引いてから同じ色のパウダーアイシャドウを重ねてコーティングするテクニック。
メラディは、「アイラインの上からパウダーのアイシャドウを使ってなぞることで、油分とアイラインが触れ合うのを防ぐことができます」と説明し、これによって長時間ヨレにくくなると明かした。このテクニックは、セレブのレッドカーペットのメイクでもよく取り入れられている。
メイク前のスキンケアにも注意
もうひとつ大切なのが、メイクをする前のスキンケア。使用するスキンケア製品の油分が原因でアイラインがにじんでしまうこともあるという。
そのためメラディは、「メイク前のスキンケアでは、とくに目元付近には油分の多い製品の使用を控えたほうがいいと思います」と話した。アイクリームなどにも油分が含まれていることが多いため、できるだけ少量を使用し、塗ってから時間を置いて余分な油分をふき取ってからメイクを始めるよう勧めた。
ウォータープルーフのアイライナーを使ってもにじんでしまうなら、ぜひプロのアドバイスを参考にしてみて。