ヘアカラーで染めた髪を地毛に戻したいけれど、根元の髪が伸びてプリンになるのは避けたい人必見。自然な暗さで地毛に移行させるテクニックを海外のヘアスタイリストが伝授。(フロントロウ編集部)

ナチュラルな地毛に戻す方法

 これまでハイトーンカラーを楽しんでいたけれど、ヘアカラーによるダメージや地肌への負担を減らすために、そろそろ自然な地毛に戻したいと思うこともあるのでは?

画像: ナチュラルな地毛に戻す方法

 とはいえ、一度ヘアカラーで染めた髪は元に戻すことはできず、かといって根元の髪が伸びるまでプリン状態のまま放置はしたくないもの。

 そこで、セレブを数多く手がける人気ヘアスタイリストのジョージ・パパニコラスとトム・スミスが、自然な暗さで地毛に戻すテクニックを米Makeup.comで紹介。ヘアカラーを卒業したいけれど、黒染めやプリンを避けたい人は要チェック。

テク1.オレンジトーンで色味を落ち着かせる

 ジョージによると、ハイトーンカラーなどの明るい髪色を落ち着かせたい場合は、ベースカラーに「オレンジ」を入れるのがオススメ。

画像: テク1.オレンジトーンで色味を落ち着かせる

 ジョージは、「オレンジのベースカラーを選ぶことは、髪全体の色を落ち着かせるために必要です。髪色が平面的に見えるのを防いでくれます」と説明。とくに地毛が暗めな人ほどオレンジをベースに仕込んだほうがいいそう。

 続けて、ジョージは「オレンジカラーを入れたら、今度はブラウンなどの落ち着いたニュートラルなトーンを上から重ねます。こうすることで、全体的にバランスのとれた仕上がりになります」とアドバイスした。

テク2.ローライトで自然に暗くする

 髪色の立体感をキープしつつ、自然に暗くしたい場合は、ローライトを入れるのもアリ。ローライトとは、髪全体のベースカラーよりも暗めの色を線や束状に入れていく技法のことで、色落ちしても髪全体の色が極端に明るくならないのが特徴。

画像: テク2.ローライトで自然に暗くする

 トムは、「自然に暗くしたい場合は、ローライトを入れるのもいいでしょう。ハイトーンの明るさを完全に失うことなくトーンダウンできますし、ベースの色味が変わるわけではないので、ナチュラルに地毛に近づけることができるでしょう」と話している。

 ヘアカラーで染めた髪を自然な地毛に戻すプロのテクニック。ここ最近は、黒髪やブルネットなどのナチュラルな髪色が人気を集めているので、これを機に地毛に戻したいという人は試してみては。

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