Le Journal de Montreal紙の取材でセリーヌ・ディオンの実姉のクローデットが、妹の現在の生活と症状について新たに語った。(フロントロウ編集部)

スティッフパーソン症候群の「第一人者」に相談している

  昨年の12月に難病とされるスティッフパーソン症候群を患っていることを公表し、今年5月には来年まで続く予定だった『Courage World Tour』の全公演の中止を発表したセリーヌ・ディオン。その彼女の現在の生活について彼女の実の姉がインタビューで新たに語った。

 彼女の実の姉クローデットによると、現在はもう一人の実姉のリンダがラスベガスにあるセリーヌの家に移り住み、セリーヌの3人の子ども、ルネ、エディー、ネルソンと共にセリーヌの世話をしているのだという。

 「セリーヌはこの珍しい病気について研究している第一人者である研究者たちに相談しているそうです」としたうえで、「残念ながら現時点では効果的な薬には巡り会えていません。でも、私たちは決して希望を捨てることはないでしょう」と付け加えた。

 「今の彼女に一番必要なことは、とにかくゆっくり休息を取ることです。これまで彼女はこの世界で常にトップでいるため、体の限界まで努力し続けてきました。でも彼女の心と体が彼女に何かを訴えているのです。今はその声に耳を傾けるべき時だと思うのです」と語った姉

 セリーヌが患っているスティッフパーキンソン症候群は、身体中の筋肉が硬直し痙攣が起きる神経障害で、100万人に1人くらいの割合で発症すると言われている難病。現在のところ、効果的な治療法は発見されていないが、アメリカ国立神経疾患・脳卒中研究所は「適切な治療により、症状を抑えることができる」としている。

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