ビヨンセの公演が雨天のため開演が遅れ、家に帰れないファンが続出。そんなファンのためにビヨンセは公共交通機関を動かした。(フロントロウ編集部)
ビヨンセのコンサートが雷雨のため2時間押し
現在大ヒットアルバム『Renaissance』を引っ提げて、アメリカでツアーを行なっているビヨンセ。コンサート会場はスタジアムということで屋根はない。ワシントンD.C.で開催されたコンサートの前には、雷雨のため会場となったフェデックス・フィールドがツイッター(X)で避難勧告を出していた。
その後、雷がましになったものの、土砂降りの雨が降る中ビヨンセの公演は約2時間遅れで開催された。
2時間も遅れて開催されると、問題になるのは帰りの電車。クルマで会場を訪れる人はいいものの、電車で来ている人は終電を逃すと死活問題。
しかし、そこでビヨンセが立ち上がった。なんとビヨンセはファンが安全に自宅に帰れるように、10万ドル(約1,400万円)を払って終電を1時間伸ばしたのだ。ABC7によると、ビヨンセが10万ドルを支払ったことにより、列車は運行を続け、98の駅が開いたままとなったそう。そして、今回1時間終電を伸ばすために払った費用の残りはメトロの運営費に充てられるという。
公共交通機関までもファンのために動かせるのは、さすがビヨンセだった。