テイラー・スウィフトもドラマ『HEARTSTOPPER ハートストッパー』のファンだった。(フロントロウ編集部)

音楽監督マット・ビッファ「シーンを美しいと思ってくれた」

 人気ドラマ『HEARTSTOPPER ハートストッパー』シーズン2の最終話で使用されている、テイラー・スウィフトの楽曲「seven」。これについてある視聴者がツイッター(X)で「ハートストッパーはテイラー・スウィフトを(楽曲で)使えたんだ。大金持っているね」と投稿したところ、番組の音楽監督マット・ビッファより、意外な秘話が明かされた。

画像: 2023年のロンドンプライドでのドラマ『ハートストッパー』のキャストたち。©Netflix UK/Instagram

2023年のロンドンプライドでのドラマ『ハートストッパー』のキャストたち。©Netflix UK/Instagram

 テレビや映画での楽曲使用料はアーティストの知名度や楽曲の使い方で異なるが、著名なアーティストの楽曲をシーンで使う場合、一般的には数百万円のお金がかかる。前述の投稿をした人も、“ワンシーンで数百万円使えるなんて”という意味で言っているようだが、実はこのシーンではそこまで高額な使用料は払っていないという。

 それを明かしたのが、同ドラマの音楽監督マット・ビッファ。ファンのこの意見を「違うんです」と否定したビッファは、「彼女があのシーンを美しいと思ってくれたから、僕らは使えることになったんです」と、テイラーの厚意によって破格の使用料で楽曲が使えたことを示唆した。

 テイラーがLGBTQ+アライであることはよく知られた話で、2019年には反LBGTQ 法と闘うクイアコミュニティのために10万ドル以上を寄付。今年のプライド月間にも、公演中に「LGBTQ+コミュニティを危険にさらす有害な法案」を阻止するためにも、選挙で投票する候補のスタンスをリサーチするようファンに訴えた。

This article is a sponsored article by
''.