あすの食事を心配して育ったレイトン・ミースターが子育て法を明かす

レイトン・ミースターとアダム・ブロディ、食事の席では感謝を述べる

　ドラマ『ゴシップガール』では何不自由なく暮らすセレブ高校生のブレア・ウォルドーフを演じたレイトン・ミースターだが、自身の生い立ちはその真逆だった。

　「国の食糧配給や福祉制度に頼っていました」とE!Newsに明かしたレイトンは、「とくに月末は、食料品の買い物に行けなかったり、レジにつく前に食料を棚に戻したりする必要がありました。月を通してそうだった時もあります。生活するために出来る限りのことをするしかなかったのです」と、明日食べるものがない時もあった幼少期を振り返った。

　そんなレイトンには、2014年に結婚した俳優のアダム・ブロディとの間に8歳と3歳の子どもがいるが、自分の特権を認識するような子育てをしたいと思っているという。現在は、境遇の異なる人たちから遮断された生活をしていると認めたレイトンは、8歳になった娘に触れて、「私たちが手に入れることができなかったものをすべて彼女に与えることができるのは、もちろん本当に幸せなことですし、それに感謝しています。でも、誰もがそんな風に育つわけではないということも理解してほしいのです」とコメント。そして、「食卓を囲むとき、いつも何に感謝しているか、今日一日で何が一番良かったかを話し、食事に感謝するようにしています」と、その教育方針を明かした。

　アメリカでは900万人以上の子どもが飢えに直面しているとされており、レイトンは、この問題を解決する活動をするアメリカ最大の団体Feeding Americaと協力してさまざまなアクションを起こしていて、8歳の娘をボランティア活動に同伴することもあるという。