キャサリン妃がよその家の習慣を尊重して取った行動とは?
英ラジオ局Capital FMの番組『Capital Breakfast(原題)』のホストを務めるローマン・ケンプが、イギリス王室のウィリアム皇太子の妻キャサリン妃のある行動に驚かされたことを英The Timesに明かした。
ローマンによると、イギリスの若い男性に影響を及ぼしているメンタルヘルスの危機に焦点を当てた英BBCのドキュメンタリー番組『Roman Kemp: Our Silent Emergency(原題)』が放映されたあと、キャサリン妃から連絡があったという。
「(キャサリン妃からの電話は)名誉なことであると同時に、最も奇妙なことのひとつでもありました。僕と彼女(キャサリン妃)だけで、Zoomで話をしました。『あなたの家に行って、話の続きをすることもできます』と言われたので、『それなら僕の実家にしましょう』と提案しました。(自分の家より)両親の家の方が大きいので。ヴォクスホールにある僕のアパートに王族を呼ぶのは気が引けました」
ローマンの父はイギリスのバンド、スパンダー・バレエのベーシストでミュージシャンのマーティン・ケンプで、母はワム!のバック・シンガーのシャーリー・ホリマン。後日、ローマンの両親の家を訪ねたキャサリン妃は、ローマンと彼の家族と一緒にキッチンカウンターに座って話をしたそうで、ローマンによると、そのときキャサリン妃は彼の実家の習慣を尊重して靴を履いていなかった。
「一番おかしかったのは、彼女が靴を履いていなかったことです。(キャサリン妃が靴を履いていなかったのは)玄関で靴を脱ぐという我が家の習慣に敬意を払ってくれたからです。ロイヤルファミリーのメンバーが靴を脱いでいる姿なんて見たことがないから、それがすごく印象に残っています」
日本では玄関で靴を脱ぐのが当たり前だが、欧米は土足文化が主流。訪問先のルールに従うのは礼儀とはいえ、ロイヤルファミリーの一員であるキャサリン妃が靴を脱いだことにローマンはとても驚いたそう。
ちなみに、ローマンの言うとおり、珍しい行動ではあるが、キャサリン妃が人前で靴を脱いだのはこれが初めてではなく、2016年にインドの博物館を訪れた際に“インド独立の父”と言われるマハトマ・ガンジーに敬意を表して裸足になったことがある。