ここ数年、海外で前髪を作るのがブームになっているなか、80年代に流行した「モール・バングス」がカムバック。秋冬ヘアスタイルの参考になる今季おすすめのトレンド前髪を紹介。(フロントロウ編集部)

80年代風「モール・バングス」が再注目!

 ヘアスタイルを大きく変えなくても印象をガラリと変えてくれる、イメチェンしたい時にピッタリの「前髪」。

 近年、海外でも“前髪アリ”のヘアスタイルが人気を集めており、左右にふんわり分かれたシルエットの「バルドー・バングス」や、眉毛にかかるくらいの短めな「バーキン・バングス」のなど、さまざまな前髪スタイルが話題になっている。

 なかでも大きな注目を集めているのが、80年代に一世を風靡した前髪スタイル「モール・バングス」。

画像: ヴァンナ・ホワイト

ヴァンナ・ホワイト

 眉にかかるくらいの長さにカットした薄い前髪で、ヘアスプレーなどで束感を出すのが特徴。80年代から90年代初頭にかけて、主にショッピングモールで多くの時間を過ごす若者たちに人気があったことから、この名称がついたとされている。

 そんなモール・バングスが満を持してトレンドに本格カムバック。おしゃれな海外ファッショニスタたちはもちろん、人気セレブたちからも注目を集めており、シンガーのデュア・リパをはじめ、ラッパーのメーガン・ザ・スタリオン、リアリティスターのキム・カーダシアンなどもさっそく取り入れている。

画像: シンガーのデュア・リパ

シンガーのデュア・リパ

今っぽいモール・バングスの作り方

 米ロサンゼルスにある美容専門学校Inspire Greatness Aveda Institutesのクリエイティブディレクター兼エディタースタイリストのヘギー・ゴンザレス氏によると、モール・バングスを今っぽく仕上げるコツは「ナチュラルさ」を意識すること。

 80年代に流行したモール・バングスは、前髪を立ち上げたり、ヘアスプレーで固めたりするのが主流だったが、現在はゆるめのカールで仕上げ、ヘアオイルや固まらないヘアスプレーなどを使って、ごく自然におでこを透けさせるのがトレンド。

 また、サイドなど顔まわりの髪となじませるのも今っぽく見せるポイントだそうで、ゴンザレス氏は、「モール・バングスは、とても自分好みにカスタマイズしやすい前髪なので、顔まわりにちょっとしたディテールを加えるのも良いと思います」と米Byrdieで話している。

 季節の変わり目は、ヘアスタイルも変え時。イメチェンしたくなったら今季トレンドのモール・バングスを試してみては。

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