ニック・カーターが1年前に起きた弟の突然の死に対する思いをEntertainment Tonightのインタビューで語った。(フロントロウ編集部)

アーロン・カーターの死を完全には受け入れられていない

 バックストリート・ボーイズのニック・カーターが、弟であるアーロン・カーターの突然の死から間もなく1年が経とうとするなか、34歳という若さで起きた悲劇的な死を未だに完全には受け入れられていないと語った。

 Entertainment Tonightのインタビューの中でニックは、弟アーロンが遺体となって発見されてからの約1年がどのようなものであったかを以下のように話している。

 「(アーロンの突然の死は)私にとっても家族にとってもとてもつらいものでした」「私たちは未だに彼の死を受け止め切れていないですし、これから先も本当の意味で彼の死を乗り越えられるとは思えません。彼の死は私たちにとってあまりに重く、現在も私たち家族は、あの悲劇的な出来事を何かに変えようとしているところなんです」

 ニックと家族にとってのその「何か」とは、精神的及び感情的な健康上の困難に直面している子どもたちを支援する財団のOn Our Sleevesの活動に参加することらしく、1月に行なわれたニックの慈善コンサートでは、このOn Our Sleevesと連携してアーロンを讃えるイベントも開催している。

画像: アーロンが亡くなった翌日に行なわれたバックストリート・ボーイズのコンサートで、涙してメンバーとハグするニック・カーター。

アーロンが亡くなった翌日に行なわれたバックストリート・ボーイズのコンサートで、涙してメンバーとハグするニック・カーター。

 また、ニックはアーロンの突然の死から2ヶ月後には、ミュージックビデオで生前のアーロンの姿をフィーチャーした「Hurts to You(ハーツ・トゥ・ユー)」という曲を公開し、そのなかで「お前を愛することは痛みを伴う/それでも俺はお前を愛している/お前がいなくなったことが心の底から寂しい/お前も俺がそういう気持ちでいることは知っているはず」と、弟への愛を歌った。

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