海外で話題を呼ぶルームフレグランスの楽しみ方「セント・スケーピング」を知っている?日常をアップデートできる、一歩進んだ香りの取り入れ方をご紹介。(フロントロウ編集部)

お家時間を格上げする香りの楽しみ方「セント・スケーピング」

 リードディフューザーやアロマディフューザー、アロマキャンドルなどのルームフレグランスの香りは、自宅で過ごす時間にリラックス効果をもたらしてくれる。そんなルームフレグランスの楽しみ方として海外で注目を集めているのが、「セント・スケーピング(Scent-Scaping)」。

画像1: お家時間を格上げする香りの楽しみ方「セント・スケーピング」

 「セント・スケーピング」とは、玄関やリビング、寝室、キッチンなど家の中の空間によって香りを変えること。

 ルームフレグランスの香りを利用し、空間ごとに独自の嗅覚環境をつくり出すことで、より心地よく過ごせることに着目し、風景や景色を意味する英単語「Landscape(ランドスケープ)」をもじった造語として誕生。

 新型コロナウイルスによるお家時間の増加をきっかけにSNSで注目を集めはじめ、ここ数年で一大ウェルネストレンドに。とくに自宅で仕事や勉強を行なう人たちの間で浸透し、ForbesやGlamourといったメディアも注目トレンドとして紹介している。

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空間ごとに香りを変えるメリット

 空間や部屋によって香りを変える「セント・スケーピング」のメリットとして大きいのが、気分ややる気のスイッチが入りやすくなること。

 フレグランスブランドFloral Streetの創設者であり、調香師のミシェル・フィーニー氏は、「私たちの嗅覚は、記憶と感情を司る脳の部分と強く結びついています。そして香りには私たちに安らぎを与えたり、元気を与えたりする力があるため、空間ごとに合う香りを選ぶことで、気分を切り替えやすくなるのです」と英Glamourで説明。

画像: 空間ごとに香りを変えるメリット

 この作用を活用してリラックスしたい場所、運動したい場所、集中したい場所などその空間でしたいことにフォーカスした香りをチョイスすることで、精神的な安定や仕事のモチベーションの向上が期待できると明かした。

空間別オススメの香り

 「セント・スケーピング」を取り入れるなら、どの空間にどんな香りが適しているかを知っておくことも大切。調香師のルース・マステンブルック氏が勧める香りは以下の通り。

リビング:フローラル系、ローズ系、ムスク系、ウッディ系の香り
寝室:ラベンダー系、バニラ系、アンバー系の香り
ホームオフィス:シトラス系、ウッディ系の香り
玄関や廊下:パチョリ系、フローラル系

 海外で注目の集めるルームフレグランスの楽しみ方「セント・スケーピング」。家で過ごす時間をよりよいものにしたいなら、ぜひチャレンジしてみて。

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