バタフライ・ボブとは?
近年、セレブの間でも人気のボブヘアは、スタイリングしなくてもオシャレにまとまり、さまざまなアレンジを楽しめる定番のヘアスタイル。そんなボブヘアのなかでも、とくに今シーズン注目したいのは「バタフライ・ボブ(Butterfly Bob)」。
顔まわりを中心にレイヤーをたっぷり入れたヘアスタイル「バタフライ・カット」から着想を得たボブヘアで、ふんわりとしたシルエットが特徴。
俳優のケイト・マッキノンやシンガーソングライターのティナーシェを手がけてきたヘアスタイリストのライアン・オースティンは、「バタフライ・ボブは、以前人気があったブラント・ボブ(切りっぱなしボブ)よりもレイヤーが多く、より質感が増したヘアスタイルです」と米Bustleで説明。
また、顔まわりを縁取るような短めのレイヤーと、中央が短くサイドが長い“カーテンバング”と組み合わせて、しっかりと動きをつけるのもポイントだと明かした。
どんな髪質の人におすすめ?
ライアンによると、ふわっとした立体的を演出するバタフライ・ボブは、とくに全体に動きができにくい髪が太い人にピッタリのヘアスタイル。顔まわりにレイヤーをたっぷり入れるので、ふわっと軽い印象に仕上がるそう。
とはいえ、髪の質感や密度はひとそれぞれ異なるため、「ボリュームを重視したスタイリング剤と組み合わせれば、髪が細めの人でも、(バタフライ・ボブが持つ)弾力性を再現することはできます」とライアンは述べている。
今っぽいスタイリング方法
バタフライ・ボブを今っぽく仕上げるポイントは、ずばりボリューム感。70年代を彷彿とさせるゆったりとしたカールと弾力を出すのが今年のトレンドなのだとか。
ちなみに、バタフライ・ボブにふわっとしたボリューム感を出すには「マジックカーラー」を使うのがオススメ。根元にボリューム感を出すムースを塗ると、さらにカールや弾力が長持ちするともアドバイスした。
新しい季節になると、ヘアスタイルを変えて気分を一新したくなるもの。レトロ可愛いバタフライ・ボブでひと足先に秋を満喫してみては。