エリザベス女王とサラ元妃の最後の会話
イギリス王室のアンドルー王子の元妻サラ・ファーガソン(以下サラ元妃)が、昨年9月に亡くなったエリザベス女王と最後に会ったときのことを、自身のポッドキャスト『 Tea Talks with the Dutchess and Sarah(原題)』で振り返った。
サラ元妃とアンドルー王子はすでに離婚しているが、現在も近しい関係にあり、ウィンザー城の敷地内にあるロイヤル・ロッジで同居している。また、2人はエリザベス女王が飼っていた2匹のコーギーを引き取って育てている。
サラ元妃とエリザベス女王が最後に話をしたのがいつなのかはわからないが、そのときサラ元妃が自分を見失いかけていることに気づいた女王は、彼女にこう伝えたという。
「ありのままの自分でいなさい、サラ」
サラは「それが女王が私に言った最後の言葉です」と言うと、「彼女は見抜いていたんです。私が自分らしくないことに腹を立てていました。苦境に陥ったのも多分その頃でした。でも、今の私はありのままの自分です。自分らしくいられるのは本当にラッキーなことだと思います」と続けた。
ちなみに、サラ元妃はエリザベス女王について、「女王は一緒にいる人たちを安心させるのがとても上手でした。彼女は、私がこれまでに会ったどの人よりも素晴らしい忠誠心を持っていました。彼女は何をすべきか知っていました。彼女は人をいい気分にさせる方法を知っていました。それは君主制のためで、彼女はそれを自分のこととして受け止めることはありませんでした。彼女は私のアイドルでした」と、今年3月に米Peopleのインタビューで語っている。