ドリュー・バリモアがトーク番組『ザ・ドリュー・バリモア・ショー』の新シーズンの収録を開始した。

脚本家組合のストライキ違反を犯して番組新シーズンをスタート

 ハリウッドでは脚本家組合(WGA)がストライキ中のため、WGAが関わる同番組は収録してはならないルール。しかしドリューは、WGAに属する脚本家たち抜きで番組制作を再開。これについて、約1200文字におよぶ長文をSNSに投稿し、番組は「繊細な時代のため」に作られたもので、「脚本家たちが得意とすること、つまり、私たちを結びつけ、人間の経験を理解する手助けをする方法を提供するために、番組をやりたい」と説明した。

 ストライキは違反者が出れば出るほど効力が減り交渉相手に有利になるため、一枚岩になることが大事。そのため、インスタグラムでは、ジェニファー・アニストンやミシェル・パイパーがドリューの投稿をいいね!しているが、ライターたちから、「お願いですから考え直して」「あなたは私たちの闘いを台無しにしている」といった声が多数書き込まれており、番組の収録スタジオの前ではWGAのデモが行なわれた。

画像: 『ドリュー・バリモア・ショー』が収録されたCBSのスタジオ前でデモを行なうWGAの組合員たち。

『ドリュー・バリモア・ショー』が収録されたCBSのスタジオ前でデモを行なうWGAの組合員たち。

 さらに、11月に開催予定の全米図書賞は「授賞式の焦点が作家と本に当たる」ようにと、ドリューを司会から降ろす決定をした。

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