Sneako「俺は何をしてしまったんだ?」とショック受けるが...
女性蔑視な発言、人種差別的なコンテンツ、LGBTQ+の人権を無視するような発言、陰謀論の拡散など、多くの問題行動が理由でほかのユーチューバーたちからもたびたび批判され、2022年にYouTubeからアカウント停止処分を受けたスニーコ(Sneako)。
現在はほかのプラットフォームで同じような配信を続けている彼が最近、小学生の少年たちにファンサービスをしている様子を公開。
ツーショットを撮ったあと、少年がスニーコに向かって満面の笑みで「女なんてクソ食らえ!女なんてクソ食らえ!」と発言。スニーコは本気でびっくりしたような表情を見せて「えぇ!?」と驚くと、「いやいやいや、ちょっと待て。俺らは女の人のことは愛してるんだよ」と伝えたが、それを聞いた少年はスニーコの顔色をうかがうように、「僕たちは女の人のことは愛してる…でも、トランスジェンダーじゃなければ」と返答。
スニーコが再び「俺らはみんなのことを愛している…」と言うと、少年は「ゲイの人たちなんてクソ食らえ!」と発言。スニーコが「違う違う」と言うなか、一緒にいた別の少年が「ゲイの人たちは全員死ぬべきだ!」と続け、スニーコは頭を抱え、「俺は何をしてしまったんだ?」と苦笑いした。
sneako finally realizes he got himself in a bubble with his red pill content � pic.twitter.com/enVlvMBAlz
— FearBuck (@FearedBuck) September 17, 2023
スニーコのような差別系インフルエンサーたちは、数字のためにわざと差別的なコンテンツを配信し続けていると同業者たちから批判されている。こういった差別系インフルエンサーたちのフォロワーには影響を受けやすい子どもたちが多く、大人がお金のために子どもを差別者へと育てていると危惧されてきたが、今回、スニーコ自身が公開した動画がそれを証明する形になった。
今回の件は同業者たちの間でも大きな話題になっており、ハッサンアビ(Hasanabi)は「この子たちはスニーコや彼のようなストリーマーたちの発言を繰り返しているだけだ。このようなストリーマーたちはわざとこのような若い子たちに向けてコンテンツを作っていることを考えると、非常に不快」と批判。
一方、スニーコはX(旧ツイッター)を更新し、「彼らは子どもで、明らかに冗談を言っているだけだ。自分も12歳の頃はそうだった」と動画の内容を擁護し、この件を不快に思うならば、社会がLGBTQ+を擁護することや「男を弱くしている」ことを批判するべきだとコメントした。
人気拡大やビュー増加のために投稿されている分断的なコンテンツは、実害を社会にもたらす。今回の件は、ソーシャルメディア側に差別的なコンテンツの規制を求める声を強くしている。