ドラマ『SUITS/スーツ』にマイク役で出演していたパトリック・J・アダムスが、レイチェル役のメーガン妃ら出演者たちとの思い出の写真をSNSに投稿。しかし、直後にすべて削除して謝罪した。一体何が?(フロントロウ編集部)

マイク役俳優がメーガン妃ら出演者に「恋しい」とつぶやく

 アメリカで2011年から2019年にかけて計9シーズンが放送された大ヒットドラマ『SUITS/スーツ』にマイク役で出演していたパトリック・J・アダムスが、レイチェル役のメーガン妃やドナ役のサラ・ラファティ、ハーヴィー役のガブリエル・マクト、ルイス役のリック・ホフマン、ジェシカ役のジーナ・トーレスらとの思い出の写真に「みんなのことが恋しい」「一人一人が」などのメッセージを添えて、自身のインスタグラムに次々と投稿。しかし、すぐに削除してしまった。

画像: マイク役俳優がメーガン妃ら出演者に「恋しい」とつぶやく

 パトリックは、メーガン妃がヘンリー王子と結婚してシリーズを降板することになったのを機に、シーズン7で彼女と一緒にシリーズを卒業した。

 現在、『SUITS/スーツ』はアメリカでNetflixなどのストリーミングサービスで配信されており、視聴時間がトップ10入りするなど人気が再燃している。そのため、今回のパトリックの意味深な行動に、「もしかして続編が作られるってこと!?」「(続編に)パトリックも戻ってくるの?」などファンから期待する声があがったが、真相は、パトリックはただ『SUITS/スーツ』に出演していた頃のことを懐かしんでいただけで、投稿を削除したのは全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)のストライキの規定に違反していたからだった。

 パトリックは自身の行動について、後日、インスタグラムのストーリーズで「この2、3日、私は愚かかつ軽率にも『SUITS/スーツ』の思い出に浸ってしまい、とてもリアルな現実と、SAGのみんなが21世紀にふさわしい報酬と保護を勝ち取るために続けている闘いから目を逸らしていました。恥ずかしい見落としをしてしまって本当に申し訳ありません。ここで優しく、そして素早く私を軌道修正してくれた人たちにとても感謝しています。これからの数日間、数週間、闘い続けることを楽しみにしています」と謝罪している。

 全米映画俳優組合のFAQページによると、メンバーは「ストライキされた作品やストライキされた会社をソーシャルメディアで宣伝することはできない」といい、「有償・無償の投稿にかかわらず、ストライキされた仕事についてソーシャルメディアに投稿することを控えるべきである」と記されている。

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