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EXILEのATSUSHI氏がダニによって媒介される細菌による感染症「ライム病」にかかっていることを公表。海外でもライム病を公表したセレブリティが多くいる。(フロントロウ編集部)

アヴリル・ラヴィーン

画像: アヴリル・ラヴィーン

 シンガーのアヴリル・ラヴィーン(39)は31歳になった2015年にライム病と診断され、表舞台から姿を消して療養生活に突入。しばらくは寝たきりの生活を続けていたそうで、2019年のアルバム『ヘッド・アバーヴ・ウォーター』に収録された同名ソングは、自身が「肉体的にも精神的にも苦しんだ人生最悪の時間」とする病床で作った作品。

 「あの時私は、死を受け入れ、自分の体がシャットダウンしていくのを感じていた。自分が溺れていくような気がした。いつも水中に潜っているような感じで、息継ぎのために何とかして水面に顔をあげなくちゃと必死だった。川の流れにただただ飲み込まれるようで、息もできず、『神様どうか水に顔が沈まないように助けて、嵐の中で視界が開けますように』って祈ってた」と、“水面から顔を出している”という意味にあたるシングル曲を書いた経緯を明かした

ベラ・ハディッド

画像: ベラ・ハディッド

 姉のジジ・ハディッドと共に現代のトッモデルとして人気を博すなか、突然、表舞台から消えたベラ・ハディッド(26)。その後、母や弟と同じくライム病と診断されたことを公表した。

 14歳の頃から原因不明の体調不良に悩まされ、18歳になった時に症状がひどくなったというベラ。闘病中の2020年には、自身が日々感じる症状を羅列して、「毎日、少なくともこのうちの10個はある」と告白した。以下が、ベラが明かした症状。

 頭がぼーっとする、不眠、倦怠感、光と音に敏感になる、不安、気分にムラがある、混乱状態、心拍が不規則、呼吸をしづらい、運動がしづらい、体重の増減、摂食障がい、吐き気、甲状腺の機能障がい、身体の炎症、カンジダ症、体温の変化、汗、関節の痛み、関節の腫れ、関節炎、筋肉の痛み、筋肉のけいれん、筋肉の衰弱、ぴりつき、しびれ、歩行困難。

 そんなベラだが、2023年にはだいぶ状態が良いことを明かし、「準備ができたら、また戻ってきます」とファンにメッセージを送った。

ジャスティン・ビーバー

画像: ジャスティン・ビーバー

 2019年に妻のヘイリー・ビーバーとクリニックに通う様子が目撃されていたジャスティン・ビーバー(29)。その後、ドキュメンタリー番組『ジャスティン・ビーバー:シーズンズ』のなかでライム病と診断されたことを告白。ジャスティンは一時期ひどい肌荒れに悩まされていたが、原因がわからないまま医師に処方されたさまざまな薬の副作用によるものだと言われている。

 症状がひどかった時期のことは思い出したくもないようで、現在は、当時の自身の写真を使わないでほしいとメディアにお願いしている。「僕は健康になろうとずっと頑張ってきたのに、妨害されているような感じがして、すごくイライラする。あの写真は僕が本当に不健康な時期に撮影されたものなんだ。この時、僕はライム病と闘っていた」。

ケリー・オズボーン

画像: ケリー・オズボーン

 20歳になった2004年に、父オジー・オズボーンの誕生日パーティーに参加したケリー・オズボーン。このパーティーではサプライズとして、トナカイの保護区に見立てたエリアが庭に作られたそうなのだが、その際にマダニに刺され、喉の痛みや胃の痛みなど、さまざまな症状に悩まされることになったと、自伝『There Is No F*cking Secret: Letters From a Badass Bitch』でライム病について綴ったケリーは明かした。

ベン・スティラー

画像: ベン・スティラー

 俳優のベン・スティラー(57)がライム病と診断されたのは40代半ば。本人は、マサチューセッツ州ナンタケット島への旅行中に感染したと予想しているそうだが、診断の数年後に応えたThe Hollywood Reporterとのインタビューでは「本当につらい病気です」と認めながらも、「今は症状はありません」とした。

 ほかにも、ヘイリー・ビーバー(旧姓ボールドウィン)の叔父にあたる俳優のアレック・ボールドウィン、カントリー歌手のシャナイア・トゥエイン、コメディアンのエイミー・シューマーなどもライム病と診断されている。ライム病は診断がつきにくいことから“Invisible Disease(見えない病)”とも呼ばれており、そんなライム病に関する知識を世間に広めるため、啓発を兼ねて自身の闘病を告白しているセレブが多い。

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