ハイトーンカラーの黄ばみをおさえる「紫シャンプー」。じつは、正しく使えていない人が意外と多いという。紫シャンプーを使うときにやりがちなNGヘアケアを海外のヘアスタイリストがアドバイス。(フロントロウ編集部)

専門家が教える、紫シャンプーのNGな使い方

 紫シャンプー(ムラシャン)とは、紫色の色素を含んだカラーシャンプーのことで、ハイトーンカラー特有の黄ばみを打ち消し、ヘアカラー後の髪色をキレイに保つ便利なアイテム。

画像: 専門家が教える、紫シャンプーのNGな使い方

 一方で、ムラシャンは正しく使用しないと、髪色がくすみ過ぎて緑っぽくなったり、せっかくのハイトーンカラーが台無しになってしまうことも。そこで、今回はよくある間違ったムラシャンの使い方を海外のヘアスタイリストが紹介。

 ムラシャンを使うなら避けたい、3つの間違いをチェック!

シャンプーで予洗いしない

 髪をシャンプーで予洗いしないのは、ムラシャンを使うときに最も多い間違い。ヘアスタイリストのカーリー・ザノーニは、「頭皮や髪に付着した汚れや皮脂は、そのために機能するシャンプーでしか取り除くことができません」と米Behind The Chairで指摘。

画像: シャンプーで予洗いしない

 ムラシャンの効果を最大限に引き出すためにも、カーリーは、「まずは(通常のシャンプーで)皮脂や汚れなど蓄積されたものを取り除き、きれいな状態にする必要があります」と、いつも通りシャンプーをしてから、ムラシャンを使うようアドバイスした。

1回に使う量が多すぎる

 髪の黄ばみを抑えたいからといって、ムラシャンの量を多めにするのも、じつはNGな使い方。髪色によっては紫色が強く出すぎてしまい、髪が緑っぽく見えたり、くすんで灰色っぽく見えてしまうことがあるそう。

画像: 1回に使う量が多すぎる

 ムラシャンを使う量がわからないという人に対して、セレブ御用達カラーリストのアマンダ・リーは、「髪色がアッシュっぽくなるのを防ぎたいなら、通常のシャンプーに1滴だけ紫シャンプーを混ぜて使うのもオススメです。紫シャンプーの使いすぎを防いでくれます」と米Well+goodで明かした。

ムラシャンを使う頻度が多すぎる

 ムラシャンを毎日使いたいという人もいるかもしれないけれど、じつは頻繁に使いすぎるのもNG。

画像: ムラシャンを使う頻度が多すぎる

 ヘアスタイリストのジュリアン・ノーマンは、「紫シャンプーには、たしかに髪の黄ばみを抑える効果がありますが、毎日のように使うとカラーがくすんで灰色っぽくなることがあります」と忠告。週に1回程度の頻度で使うのがベストだとアドバイスした。

 キレイな髪色をキープするのに便利な紫シャンプーだけれど、使い方次第では裏目に出てしまうことも。本来の効果を最大限に引き出すためにも、ぜひプロの使い方を参考にしてみては。

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