サステナブルなアイテムを選びたいけれど、デザインも妥協したくない…! そんなワガママなエディターが選ぶ、サステナブルかつオシャレなバッグをご紹介。(フロントロウ編集部)

オシャレかつサステナブルなバッグを展開するブランド

 衣類やバッグ、シューズなどのファッションアイテムは、日々に彩りとときめきをくれるもの。でもそのアイテムが、美しい環境を犠牲にして生み出されているとしたら…?

画像: オシャレかつサステナブルなバッグを展開するブランド

 衣類をはじめとしたファッション製品は、製造する過程で多くの水を消費し、たくさんの二酸化炭素を排出することで環境に負荷をかけている。そのようにして生み出された製品でありながら廃棄される量も膨大で、環境省の調査によると国内における衣類の廃棄量は年間なんと計51万トンにのぼるとされている。

 ファッションと環境を取り巻く状況の深刻さが増すなか、廃棄される予定の素材や副産物を活用した製品も増えている。

 そんなサステナブルなファッションアイテムの中から、デザインも譲れないエディターが気になるサステナブルなバッグをピックアップ。サステナブルでありながらオシャレなバッグを展開する、注目のブランドをご紹介。

PORTRUNKS:海洋プラスチックゴミをアップサイクルした素材をバッグに

画像1: PORTRUNKS:海洋プラスチックゴミをアップサイクルした素材をバッグに

 PORTRUNKS(ポルトランクス)は、海洋プラスチック汚染と向き合うファッションブランド。

 毎年1200万トンものプラスチックごみが海に棄てられ海の生態系に甚大な影響を与えており、そのリサイクル率は10%にも満たない。そんな現状と向き合い、誰もが海洋汚染問題解決への一歩を踏み出せるようにと立ち上げられた。

画像2: PORTRUNKS:海洋プラスチックゴミをアップサイクルした素材をバッグに

 同ブランドのバッグシリーズ“海をたすけるBAG”は、スペインの環境活動団体SEAQUAL INITIATIVEのクリーンアッププログラムによって回収された海洋プラスチックゴミをアップサイクルした素材「SEAQUAL FABRIC」を使用。

画像3: PORTRUNKS:海洋プラスチックゴミをアップサイクルした素材をバッグに

 この素材を、創業から80年ストライプ柄を特徴としたメンズ水着生地を生産しているポルトガルの「LEMAR社」との協力によってポップでオシャレなバッグに。コンパクトに折りたたむことも可能なマルシェ型のトートバッグをはじめ、ミニサイズのサコッシュ、巾着バッグなどバリエーションも豊富でコーデのアクセントになってくれること間違いなし。

画像4: PORTRUNKS:海洋プラスチックゴミをアップサイクルした素材をバッグに
画像5: PORTRUNKS:海洋プラスチックゴミをアップサイクルした素材をバッグに

 ちなみにエディターはミニサコッシュの「FLOAT(mini sackosh)」をリアルに愛用中。

画像6: PORTRUNKS:海洋プラスチックゴミをアップサイクルした素材をバッグに

購入方法:公式ECサイト

mate-mono:染色の工程で出た余りものから生まれたバッグ

画像1: mate-mono:染色の工程で出た余りものから生まれたバッグ

 石川県の化学素材メーカー・小松マテーレが手掛けるmate-monoは、「“もったいない”を“みたことない”にかえる」をコンセプトに、素材を「1cmでも大切にしたい」という思いを形にしたブランド。端材や廃棄素材の可能性を引き出し、新たな生命を吹き込んだバッグを多数展開している。

 mate-monoの“すてるをいかす”シリーズから今年の9月に登場したのが、スエード素材のトートバッグ「すべすべステッチトート」。すべすべとした触り心地と、バイカラーのリバーシブル仕様が特徴で、さまざまなコーデにマッチしてくれる。

画像2: mate-mono:染色の工程で出た余りものから生まれたバッグ

 そんな「すべすべステッチトート」は、染色の工程で出た余りもの同士を貼り合わせることで生まれたサステナブルなバッグ。長くて複雑な染色の工程のなかで、厚みや重さといった生地としての「規格」を厳密に合わせていくと規格外の生地が出てしまう。この規格外の生地を組み合わせて、ハリコシのある贅沢な質感を生み出した。

画像3: mate-mono:染色の工程で出た余りものから生まれたバッグ
画像4: mate-mono:染色の工程で出た余りものから生まれたバッグ

 A4 サイズのノートやタブレットなど、たっぷりと入るトートバッグで、通勤からお出かけまで大活躍。色物好きのエディターは、ピンク/グリーンのカラーを狙い中…。

購入方法:公式ECサイト

HOZUBAG:廃棄されるパラグライダーを生まれ変わらせたバッグ

画像1: HOZUBAG:廃棄されるパラグライダーを生まれ変わらせたバッグ

 役目を終えたパラグライダーをバッグに生まれ変わらせるのは、京都・亀岡市発のアップサイクルブランドHOZUBAG。

 HOZUBAGは、2018年12月に亀岡市が「かめおかプラスチックごみゼロ宣言」を国内外に広く発表したことをきっかけに誕生。厳しい安全基準によってリユース不可となったパラグライダーを回収、解体する拠点をつくり、バッグにつくり変えることで地上資源として循環させるプロジェクトがスタートした。

画像2: HOZUBAG:廃棄されるパラグライダーを生まれ変わらせたバッグ

 回収されたユーズドパラグライダーでつくられたバッグは軽くて丈夫。機体ごとに違うカラー、裁断する場所によって異なる表情のバッグに仕上がるのが魅力。ラインナップはM~XLまでの豊富なサイズ展開のトートバッグをはじめ、肩掛けできるサコッシュも展開。

画像3: HOZUBAG:廃棄されるパラグライダーを生まれ変わらせたバッグ
画像4: HOZUBAG:廃棄されるパラグライダーを生まれ変わらせたバッグ

 青空にパッと映えるパラグライダーをアップサイクルしただけに、ポップでカラフルなデザインがカワイイ。ピクニックや海に行くことが多いエディターは、大きめサイズのトートもサコッシュもあれもこれも欲しいと迷っているところです。

購入方法:公式ECサイト

 サステナブルでありオシャレなバッグを展開するブランド。どのブランドのアイテムもECサイト等で購入できるのでぜひチェックしてみて。

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