海外のSNSで今トレンドなのは、90年代のセレブがお手本の「グランジメイク」。秋冬ファッションにもマッチする「グランジメイク」の今っぽい取り入れ方をご紹介。(フロントロウ編集部)

「グランジメイク」が一周回ってトレンドに

 ここ最近海外で注目を集めているのが、90年代に流行した「グランジメイク」。90年代頃に「グランジ・ロック」という音楽のジャンルが台頭したことで、ファッションに派生して「グランジファッション」がブームに。そして当時トレンド入りした「グランジメイク」が、時を経てトレンドとなっている。

画像: グランジカルチャーのアイコンとして知られるニルヴァーナの故カート・コバーン

グランジカルチャーのアイコンとして知られるニルヴァーナの故カート・コバーン

 海外では、多くの美容メディアが90年代風の「グランジメイク」の特集を掲載し、TikTokなどのSNSでも大注目。

@victorialyn Makeup trends from the year I was born‼️� Mid 1990s �#makeup #beauty #90s #90sgrunge ♬ Chill Vibes - Tollan Kim

 お手本となっているのは、90年代に多くの人の憧れの的となったセレブたち。なかでもケイト・モスやドリュー・バリモア、ウィノナ・ライダーといったセレブが「グランジメイク」のお手本として注目を集めている。

画像: 「グランジメイク」が一周回ってトレンドに

 そんな90年代風「グランジメイク」を今っぽく取り入れるコツを、メイクアップアーティストがレクチャー。コスメの選び方やメイクのコツをご紹介。

眉毛は細めに

 90年代風「グランジメイク」をつくるうえで大切なのが眉毛。モデルのカーラ・デルヴィーニュや俳優のアン・ハサウェイなど多くのセレブに指名されるメイクアップアーティストのモリー・R・スターンは、「グランジメイクをつくりたいなら、できるだけ細めの眉毛に仕上げましょう」と米Byrdieでアドバイス。

 ただし必ずしも剃る必要はないとモリー。余分な毛は処理してキレイに整えたうえで、コンシーラーなどを使って細眉をつくるのがオススメだと明かした。

目元はスモーキーに

 90年代にケイト・モスをはじめとした多くのセレブにグランジメイクを手掛け、現在も第一線で活躍する有名メイクアップアーティストのディック・ペイジは、90年代風のグランジメイクに欠かせないポイントとしてスモーキーなアイメイクを挙げた。

 ディックは、「クリーミーなペンシルアイライナーで目元を囲み、指でぼかすようにしてください」とアドバイス。濃いめの黒のアイライナーをチョイスし、しっかりぼかすことでより90年代っぽいムードが演出できると補足。

 またグウィネス・パルトロウなど多くのセレブのメイクを手がけるジェイミー・グリーンバーグは、「アイライナーではなく黒のアイシャドウで目元を囲むのもオススメです」と明かした。

ダークなリップ

 90年代風のグランジメイクをつくるなら、バイオレットやブラウン、ブラックなどのダークなリップカラーを取り入れるのも重要なポイント。

 選ぶときのコツについてジェイミーは、「ダークで濃いリップカラーで、質感はマットなものを選ぶといいでしょう」と勧めた。

 またリップラインを強調するのも、90年代風のグランジメイクに仕上げるコツだと説明。リップのカラーよりもかなり濃いめのリップライナーをチョイスすることで、しっかり強調できて90年代っぽいムードに仕上がるという。

 海外のSNSでトレンド入りする90年代風のグランジメイク。いつもと違うメイクに挑戦したくなったらぜひ参考にしてみて。

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