食物繊維で美肌も?TikTok発「ファイバーマキシング」が人気の理由


腸内環境を整えるために食物繊維を意識的に増やす「ファイバーマキシング(Fibermaxxing)」が、TikTokを中心に2026年の注目ウェルネストレンドのひとつとして関心を集めている。単なる食習慣の話にとどまらず、「腸が整うと肌が変わる」という声も広がりを見せている。(フロントロウ編集部)
「なぜ今ごろ食物繊維?」と思ったら、規模が違った
ファイバーマキシングとは、食物繊維の摂取量をできるだけ増やすことに特化したライフスタイルの動き。チアシード、レンズ豆、ベリー類、葉野菜など、カラフルな食材を取り入れた食事スタイルがTikTokで急増し、関連コンテンツへの関心が爆発的に高まっている。
米国では、成人女性に1日あたり21〜25g、男性に30〜38gの食物繊維摂取を推奨しているが、実際には多くの人が1日約15gにとどまるという「ファイバーギャップ」が存在している。TikTokユーザーの間でこの乖離への関心が高まり、TikTokを通じて「自分の食事に食物繊維が足りていない」という気づきを広めたことが、トレンドの背景のひとつとなった。
腸から肌への波及効果
フィバーマキシングが美容業界からも注目される理由は、腸と肌の関係にある。腸内細菌叢に関する情報を発信するGut Microbiota for Healthによると、腸内環境が整うと免疫機能や炎症反応に影響し、肌トラブルの軽減につながる可能性があるとされる。「腸脳軸(gut-brain axis)」と並んで「腸肌軸」への関心が高まる中、食物繊維は、外側からのスキンケアに加え、内側からのアプローチとして取り上げられるケースが増えた。
食トレンドを分析する各メディアは2026年の注目ムーブメントとして「食物繊維を前面に出した食品マーケティング」をあげており、ファイバー強化食品の市場浸透が今後さらに加速するとみられる。食物繊維をただ「体によいもの」ではなく「美肌のための必需品」として捉え直すフィバーマキシングは、ダイエット疲れを感じる世代の「等身大のウェルネス」として共感を呼んでいる。













