車で2時間の距離をめぐるアメリカ人とイギリス人の距離感覚の違いが話題に。(フロントロウ編集部)

車で2時間の距離が「近いアメリカ人」と「遠いイギリス人」

 イギリスのボーンマス出身のメロディ・スヌークというTikTokerが、ボーンマスがどこにあるかわからないアメリカ人の質問におもしろおかしく答える動画を投稿したところ、思わぬかたちで議論が巻き起こった。

 動画は、メロディが本人とアメリカ人の友人の1人2役を演じ、アメリカ人にボーンマスがイギリスのどこに位置するのかを説明するという内容で、「それはロンドンの近く?」「いいえ」、「マンチェスター?それともスコットランドの近く?」「いいえ」、「コーンドッグの近く?」「コーンウォールよ。いいえ」というやりとりのあと、「じゃあ一体、ボーンマスはどこにあるの?」と再度聞くアメリカ人の友人(※メロディの1人2役)に、もうらちが明かないといった表情で、「ロンドンの近くということにしましょう」と答えるというオチで終わりを迎える。

 これにアメリカのフロリダ州出身のTikTokerが反応し、「アメリカの基準からすると、(イギリスの)どの地域もロンドンに近いことになる」などと主張したことがきっかけで、イギリス人とアメリカ人の距離感覚の違いをめぐる論争に火がつくことに。

 ボーンマスはイギリス南西部にある都市で、ロンドン中心部から150kmほど離れており、車でも電車でも2時間ほどかかるが、広い国土を持つアメリカ人にとって、車で2時間の距離は「近い」と感じる人が多いよう。実際、メロディの動画のコメント欄には、「車で2時間の距離なら近い。アメリカでは玄関先という感覚」、「え?“近い“の定義は目に見える範囲だけなの?」、「遠いのは、6時間以上、車で運転していくとき」、「アメリカなら、2時間の運転では大抵まだ市内にいるよ」など多くのアメリカ人とみられる声が集まっている。

 その一方で、「アメリカとイギリスでは地理的条件が違いすぎて、アメリカ人のスタンダードは通用しない」、「イギリスは国土がコンパクト。2時間の距離を“近くない”と言うのは間違いではない」といった、双方の距離感の違いを指摘する声もある。

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