“ハリウッドで最も稼ぐ俳優”に選ばれたこともあるドウェイン・ジョンソンが、関係者から大統領選挙への出馬を打診されたことを明かした。(フロントロウ編集部)

ロック様が大統領選出馬を打診される

 元プロレスラーで、日本で“ロック様”の愛称で親しまれるドウェイン・ジョンソンが、2022年の終わり頃にアメリカ大統領選挙への出馬を打診されたことをポッドキャスト『What Now? with Trevor Noah(原題)』で明かした。

 フロントロウで何度かお伝えしたが、ドウェインは何年も前から「将来的に大統領選に出馬するのでは」と噂されてきたことで知られる。本人も意外と乗り気で、一部の人たちのあいだで“ドウェイン待望論”があることに対し、「今はわからないが、知事や大統領になるという考えを否定はできません。魅力的なことだと思います」と、2017年に米GQのインタビューで前向きなコメントを残していた。

 また、2021年の世論調査では、ドウェインが大統領に立候補するならアメリカの成人の46%が支持するという結果も出た。自身の半生をコメディタッチで描いた伝記ドラマ『Young Rock(原題)』の劇中でも、今から約10年後の2032年に「アメリカ大統領選に立候補する」という設定になっており、世間の“ドウェイン・ジョンソン大統領誕生”への期待はさらに高まっていたが、色々と考えた結果、政界進出はあきらめることにしたと昨年10月に出演したテレビ番組で明かしている。

画像: ロック様が大統領選出馬を打診される

 「興味深い世論調査が行われ、私はその結果に本当に感動しました。びっくりしましたけど、光栄でした」と2021年の世論調査について振り返ったドウェインは、続けて「少しだけお話します。2022年の年末、関係者が私のもとを訪ねてきて、『出馬するつもりはあるか』『出馬できるか』と聞かれました」と告白。

 関係者から色々な資料を見せられて説得されたが、父親としてできるかぎり幼い娘たちのそばにいて、成長を見守りたいという強い思いがあったドウェインは、その話をきっぱりと断ったそう。ただし、将来的に政治の世界に進出する可能性を完全に排除したわけではないそうで、「それが最終的に国民が望んでいることであれば、もちろん検討します」としている。

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