ドラマ『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』のギブス役で知られる俳優のマーク・ハーモンが、同ドラマへの出演を決めた経緯について語った。(フロントロウ編集部)

マーク・ハーモンが『NCIS』出演の裏話を明かす

 2003年にアメリカで放送がスタートした長寿ドラマ『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』で、シーズン1からシーズン19の第4話まで主人公のリロイ・ジェスロ・ギブスを演じたマーク・ハーモンが、同ドラマへの出演を決めたときのことを米Entertainment Tonightのインタビューで振り返った。

 マークにとって代表作となった『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』だが、当時は別の作品のオファーもあり、家族のためにもっと家にいたいという思いもあったことから、脚本を読むまではそれほど出演に前向きではなかったという。

 マークは「最初に脚本を読んだとき、これほど気に入るとは思いませんでした」と言うと、「リロイ・ジェスロ・ギブスという名前を見て、『ああ、この名前が好きだ』と思いました」と続けた。しかし、作品のアイデアを気に入ったのもつかの間、主人公の名前が「ボブ・ジョンソンとかそんな感じの名前」に変更されることに。

画像: マーク・ハーモンが『NCIS』出演の裏話を明かす

 マークが番組のクリエイターに「いやいや、リロイ・ジェスロ・ギブスじゃなきゃダメだ」と抗議をすると、「ノー。君はリロイ・ジェスロ・ギブスという名前の男を演じることはできない」と言われたが、「なぜダメなんだ?」と食い下がった結果、元の名前に戻されることになった。

 ちなみに、『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』がもたらしたすべての成功に今でも感謝していると話すマークは、シリーズへのカムバックの可能性を完全に排除しているわけではないそうで、「彼(ギブス)はきっとアラスカの渓流で釣りでもしているんでしょう。彼はそこから抜け出すつもりでしょうか?私にはわかりません。もしそうだとしても、私は知りません」と冗談半分に語っている。

This article is a sponsored article by
''.