いよいよ12月8日に全国公開される映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』。世界中で大ヒットした『チャーリーとチョコレート工場』で有名な工場長ウィリー・ウォンカの若き日の物語を描く本作で、そのウィリー・ウォンカを演じるのは、次世代のスター俳優であるティモシー・シャラメ。彼が主演を務める『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』に期待したいポイントをまとめた。(フロントロウ編集部)

ティモシー・シャラメがついに魔法ファンタジー作品の主人公に!

 映画『君の名前で僕を呼んで』や『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』などで知られてきた、今の世代を代表するスター俳優であるティモシー・シャラメが、ついにポップでマジカルなファンタジー作品で主演を務める。これまで数々の話題作で高い演技力を発揮してきたティモシーだが、実は『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』のようなファンタジー超大作に主演するのは今回が初めて

 『チャーリーとチョコレート工場』でジョニー・デップが演じたことでも知られる、アイコニックなウィリー・ウォンカの若い頃を演じる。それは、映画界で最も困難なミッションの1つだが、本作から既に解禁されている一連の映像などを見る限り、ティモシーはその役目を見事に果たしたばかりでなく、“ウィリー・ウォンカ”というアイコン像を更新することに成功しているように見える。明るくて、表情豊かで、ポジティブさに満ちた、新しいウィリー・ウォンカ。彼を演じるのに、圧倒的なカリスマ性で既に多くのファンを魅了してきたティモシー以上にピッタリな人選があるだろうか?

『ハリー・ポッター』プロデューサーが手がける魔法世界

 『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』の舞台はホグワーツ魔法魔術学校でもなければ、魔法動物を持ち込んでくるニュート・スキャマンダーも登場しないが、本作は「ハリー・ポッター」シリーズや「ファンタスティック・ビースト」シリーズを彷彿とさせる、ファンタジックで夢のような世界観の中で展開される

画像: 『ハリー・ポッター』プロデューサーが手がける魔法世界

 それもそのはず、本作のプロデューサーは、両シリーズの製作を手がけたデイビッド・ヘイマンが務めているのだから。本予告を見る限り、ウィリー・ウォンカは空飛ぶチョコレートをつくることもできるようだし、それを食べた人たちは次々と宙に浮いていくなど、次々と魔法が披露されるようだが、そうした“魔法世界”をプロデュースするのなら、デイビッドの右に出る者はいないだろう。ティモシーとは初タッグとなるが、彼が生み出す魔法世界との化学反応を楽しみにしたい。

『パディントン』監督による大人も子どもも魅了する心温まるファンタジー

 そして、デイビッドがプロデュースする魔法世界に、優しくて心温まる雰囲気を加えているのが、彼と『パディントン』シリーズでタッグを組んだポール・キング監督。彼が手がけているのだから、大人も子どもも、家族みんなで楽しめるファンタジー作品になっていることが約束されているようなもの。

 監督もティモシーとはこれが初仕事となったが、先日、日本で開催された“マジカル・チョコレート・ナイト”イベントで、監督はティモシーについて、「素晴らしい俳優で、別世界からやってきたような不思議な雰囲気を纏っていて。うっとりするような演技を見せてくれます」と太鼓判を押していた。“別世界”の雰囲気を持つティモシーに、魔法世界の請負人デイビッド、そして心温まるファンタジー映画の名匠であるポール。ウィリー・ウォンカの若い頃を描くのにこれ以上ないマジカルな布陣が揃った。

歌って踊るウィリー・ウォンカ

 「歌声が本当に素晴らしいのですが、彼の寛大な心と夢を信じる心が演じる上で光って見えていました」。これは、“マジカル・チョコレート・ナイト”でデイビッド・ヘイマンがティモシーについて語った言葉だが、ティモシーは今回初めて劇中で“歌って踊っている”のだ!

画像: 歌って踊るウィリー・ウォンカ

  ポール・キング監督はティモシーが歌って踊れることを知ったことがきっかけで彼を主役に抜擢したというエピソードがあるほど、本作では歌と踊りが重要な役割を担うことが明らかになっている。「素晴らしいマジックに溢れている作品です! チョコレートもたくさん登場し、ダンスも歌もあります。物凄く大きなスペクタクルがあり、劇場で楽しむべき映画で色んなディテールと喜びに溢れる作品です」と、同じくプロデューサーを務めるアレクサンドラ・ダビーシャーも来日時に語っており、ティモシーの歌とダンスにも期待したい。

アイコニックすぎるヒュー・グラント版ウンパルンパ

 ヒュー・グラントが演じるウンパルンパが本予告編に登場した瞬間に、そのアイコニックすぎる出立ちに心を掴まれてしまった方も多いだろう。予告編の段階から、ティモシー演じるウィリーに負けず劣らずの存在感を放っているヒュー版ウンパルンパを観に行くというだけでも、映画館に足を運ぶべき理由になりそうだ。もちろん、ヒューも歌とダンスを披露している。

画像: アイコニックすぎるヒュー・グラント版ウンパルンパ

 そして、本作でティモシーを支えている名優はヒューだけではない。他のキャラクターに目を向ければ、ウィリーの母親役を『シェイプ・オブ・ウォーター』のサリー・ホーキンスが、ウォンカを騙すいじわるでがめつい宿屋の店主であるミセス・スクラビット役を『女王陛下のお気に入り』のオリビア・コールマンが、神父役をMr.ビーンことローワン・アトキンソンが演じるなど、実力派俳優たちが脇を固めている。

 クリスマスに贈る歌と魔法と感動のファンタジ―『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』は12月8日(金)に全国劇場公開。

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