女性の目玉が鳥に襲われる映像に「悲鳴を上げてしまった」

鳥がインフルエンサーの眼球を攻撃

　オーストラリアのインフルエンサーが急降下してきた鳥に眼球を攻撃された瞬間が捉えられ、TikTokで拡散されている。

　41.8万件以上のいいねと7400件以上のコメントを集めた衝撃の動画を投稿したのは、インフルエンサーのサラ・ジェイド。サラは動画を撮影しながら外を歩いていた時に鳥に襲われたのだが、普通に再生すると動画はそこまでトラウマティックなものではない。

　映像が本当のエグさを発揮したのは、スローモーションで再生されてから。なんと、鳥のくちばしが深々と目に突き刺さっているショッキングな様子が捉えられている。

　サラは投稿で、「これはおそらく、私に起こった最もトラウマになる出来事のひとつです。第一に私は鳥が怖いですし、第二に鳥が目玉の中に入ってきたのですから」と恐怖を告白。

　目はその後炎症を起こして赤くなってしまい、サラは、鳥についている細菌が目に与える悪影響について考えはじめて「スパイラル」に陥ってしまったそう。ただ、様子見した結果、病院には行かずに済んだ。

　そしてサラは、動画の最後で、現地の鳥は「奇襲をかけてくる季節」だとして「今後は帽子とサングラスなしでは散歩に行かない」と宣言。フォロワーにも「バカな鳥に気をつけて」と警告した。

サラを襲った鳥の正体はツチスドリ？

　サラの動画には「スクリーンショットを見て、目を失わなかったのを不思議に思った」「思わず悲鳴を上げてしまった」などのコメントが寄せられたほか、サラが鳥を「カササギ（magpie）」と言っていたのに対し、「それはカササギではなくツチスドリ（magpie lark/peewee）だよ」と指摘するコメントも見られた。

　ツチスドリは、一部を除いてオーストラリア全域に生息する鳥。名前は「magpie lark」だが、magpie（カササギ）の仲間でもlark（ヒバリ）の仲間でもないという。

　Yahoo News Australiaに頼まれた専門家が映像を確認したところ、やはりサラの目を襲った鳥はツチスドリだそう。ツチスドリが人を襲うことは比較的珍しいことだが、巣やひな鳥の近くでは防衛本能が働いて排除に動いてくることがあるという。また、恐ろしいことに、鳥は人間の目を弱点とみて、狙って攻撃している可能性もあるそう。