2022年の初めに大規模な住宅コミュニティ開発プロジェクトを始動した米ディズニーが、2ヵ所目となる住宅コミュニティの建設を発表した。(フロントロウ編集部)

「夢の国」に住める未来がやって来る

 「物語の世界で暮らす」をテーマにした住宅コミュニティ開発プロジェクトを発表していた米ディズニーが、アメリカ国内で2ヵ所目となる建設予定地を明かした。

 ディズニーは今月、住宅開発を進めるカリフォルニア州に続いて、2つ目の住宅コミュニティ「アステリア(Asteria)」を、ノースカロライナ州に建設すると発表。同州チャタム郡内の1500エーカーの土地に、4000戸ほどの住宅建設を予定しているそう。

 現在、カリフォルニア州の砂漠地帯ランチョ・ミラージュに、第1弾の住宅コミュニティ「コティーノ(Cotino)」の建設を進めているディズニー。2022年の初めに「ストーリーテリング」から「ストーリーリビング」へ、ディズニーの物語は「伝える」から「住む」に移行すると明かして、第1弾となる住宅コミュニティの開発計画を公開した。今回発表となった「アステリア」の開発計画は、同プロジェクトの第2弾にあたる。

 ちなみに、建設予定の住宅コミュニティ内には、居住用の住宅をはじめ、レクリエーションセンター、レストラン、プール、スポーツ関連施設などが併設される予定。ほかにも、ディズニーをテーマにしたイベントやアクティビティの開催などが検討されている。「アステリア」の開発を手掛ける不動産ディベロッパーのティム・スミス氏は、コミュニティについて、次のように米WRAL Newsに話している。

 「ディズニーのテーマパークを訪れたことがある人は(想像しやすいのですが)、パーク内の建築物をはじめとする風景や全体の雰囲気が、こちら(アステリア)にそのまま移設されるような感じになるでしょう」。

 気になるアステリアの住宅販売価格は現時点で未定。明かされているのは、販売開始時期のみで、2027年以内の見通し。ファンのみならず、誰もが一度は思う「ディズニーランドに住んでみたい」という夢が、ついに叶う日が来るかもしれない。

This article is a sponsored article by
''.