ビヨンセ側が空山基氏の作品を勝手に使用?
プロモーションなしで発売したアルバム『ルネッサンス』が“全米アルバム・チャート7作連続全米初登場1位の女性アーティスト”という最高記録を達成したビヨンセが、同アルバムをひっさげて行なったルネッサンス・ワールド・ツアー。
ルネッサンス・ワールド・ツアーの映像の中で、ビヨンセがシルバーの衣装を着用し、シルバーのヘルメットを被り、近未来からやってきたエイリアンを彷彿とさせるシーンがある。
この姿を見て、日本人デザイナーの空山基氏が、自分のデザインしたものとそっくりだと自身のインスタグラムで主張した。空山基氏といえば、セクシーロボットが有名で、2018年11月に日本で行なわれたディオール(Dior)のプレフォールメンズコレクションに大きな影響を与え、近未来的な作風が海外でも高い評価を受けている。
空山基氏は、「ねぇビヨンセ、僕に“正式に”依頼してくれればよかったのに。そうすればザ・ウィークエンドのように君のためにもっと良い作品を作れたのに」とコメントし、自身が描いた作品とビヨンセのツアーからの写真を比較するようにインスタグラムに投稿。
ここで空山基氏がビヨンセと引き合いに出しているザ・ウィークエンドは、2023年のAfter Hours til Dawnツアーで空山基氏を起用。ステージには巨大なセクシーロボットが配置された。
あまりに空山基氏の作品に似ていることから、ビヨンセ側が許可を取って再現したと思っていたファンから驚く声がある一方で、今回のビジュアルはビヨンセがツアーで着用しているミュグレー(Mugler)のオマージュだと主張して盗作疑惑を否定するファンもいる。