バフェット氏は「マック・ゴールドカード」ホルダー
マクドナルドの食事が無料になる。そんな夢のようなフリーパスカードを、“投資の神様”ウォーレン・バフェット氏も持っている。
マクドナルドは、同社に多大な貢献をした人に「マック・ゴールドカード」を贈ることがあるのは有名な話。カード保持者は、同店のメニューをすべて無料で食べられるなど、カードごとに多少特典の違いはあれど、誰もが憧れる伝説的なカードであることに疑いの余地はない。マクドナルドは、どういう条件でゴールドカードを贈るのかなど、詳細を明かしていないが、バフェット氏は「選ばれし者」のひとりだそう。
天才的な投資家として知られるバフェット氏は、朝食を毎日マクドナルドでとるほどのマック好き。同氏は件のゴールドカードを持っていると米CNBCに明かして、「だからバフェット家は、クリスマスディナーをマクドナルドで食べるんだよ」などと、冗談ぽく話したこともある。
ちなみに、バフェット氏が持っているゴールドカードは、同氏の住むネブラスカ州オマハ市内の店舗限定。有効期限はなく一生涯にわたって全品無料で食べられるそう。オマハを離れるつもりはない同氏は、この内容で満足していると語っている。
バフェット氏の親友で、マイクロソフト共同創業者のビル・ゲイツ氏は、バフェット氏にマクドナルドでおごってもらったことのあるひとり。ゲイツ氏は、2017年にバフェット氏と香港を旅行した際のエピソードを明かしている。
ゲイツ氏によると、香港滞在時のある日、バフェット氏とマクドナルドでランチを取ることに。バフェット氏がおごってくれたそうだが、お支払い時にポケットからクーポンを取り出して割引を適用させていたそう。その慎ましい姿に感心しきりのゲイツ氏だが、これはバフェット氏のゴールドカードがオマハ市限定なのを裏付けるもの。なお、ゲイツ氏もゴールドカードを持っているそうだが、バフェット氏同様、香港の店舗では使えないのかもしれない。