『ハリー・ポッター』での演技を「平凡」とばっさり
オスカー俳優のゲイリー・オールドマンが、映画『ハリー・ポッター』シリーズでの自身の演技は「平凡」だったとポッドキャスト『Happy Sad Confused(原題)』で語った。ゲイリーは、主人公ハリーの父ジェームズの親友でハリーの後見人でもあるシリウス・ブラックを演じた。
「(『ハリー・ポッター』での)私の演技は平凡だったと思います。もし私が(スネイプ先生役の)アラン・リックマンのように原作を読み、先回りをして、何が起こるか知っていたら、正直なところ違う演技をしていたでしょう」
また、『ハリー・ポッター』にかぎらず、自分が出演した作品のあらを見つけないのは難しいとして、「何にでも言えることですが、もし私が座って自分が出ている作品を見て、『神様、私は素晴らしい』と言ったら、それはとても悲しい日になると思います。なぜなら、私は次の作品をより良いものにしたいからです」と語った。
ちなみに、ゲイリーは最近出演したトーク番組『The Drew Barrymore Show(原題)』で、『ハリー・ポッター』シリーズと『バットマン』シリーズがシングルファザーだった自分を「救ってくれた」と感謝した。
2人の子どもを育てながらできる仕事は限られていたが、この2つの作品は撮影に参加する時間が少なく、子どもたちと多くの時間を一緒に過ごすことができたそうで、出演時間と比較してギャラもかなり高かったという。また、シリウス・ブラックとジェームズ・ゴードン警部補という好感度の高いキャラクターを演じたことで、ゲイリーは両作品のファンのあいだで人気者となり、これまでにないほどのスターパワーも手に入れることができた。