キャサリン妃とチャールズ国王の健康状態について王室が声明
イギリス王室のウィリアム皇太子の妻キャサリン妃が、ロンドン市内にある病院で腹部の手術を受けたことをケンジントン宮殿が公表した。
具体的にどういった手術を受けたのかは明らかにされていないが、緊急ではなく計画的に行われたもので、10日から14日間入院する予定だという。また、医師のアドバイスにより、公務に復帰するのは早くても3月末のイースター(復活祭)の時期になるとのこと。
ケンジントン宮殿は声明の中で、「皇太子妃は子どもたちのためにできるかぎり普通の日常を保ちたいという自身の思いと、個人的な医療情報を非公開にしておきたいという希望を国民が理解してくれることを望んでいます」、「したがって、ケンジントン宮殿は、皇太子妃の近況について、重要な新情報があった場合にのみ共有します」と述べている。
ウィリアム皇太子とキャサリン妃は、ジョージ王子とシャーロット王女、ルイ王子という3人の子どもたちがいる。米Peopleによると、ウィリアム皇太子も妻であるキャサリン妃と子どもたちのサポートをするために、一部の仕事を延期するとみられており、今後予定されていた2つの外国訪問を先延ばしにしたと伝えている。
ちなみに、キャサリン妃が腹部手術を受けて入院したことをケンジントン宮殿が明らかにした数時間後、バッキンガム宮殿はチャールズ国王が前立腺肥大の治療を受けることを発表。声明には「毎年何千人もの男性が直面しているように、国王も前立腺肥大の治療を必要としています。陛下の症状は良性で、処置のために来週病院に行く予定です」、「国王の公務は短期間の療養のため延期されます」と書かれている。
なお、チャールズ国王は、同じような症状のある男性に検査を受けることを促すために、自身の診断結果を公表したと考えられている。