ライアン・ゴズリングは映画『バービー』のダンスシーンの撮影で、“ディズニー時代の自分”を呼び戻したそう。(フロントロウ編集部)

ライアン・ゴズリングが『バービー』のダンスシーンを振り返る

 映画『バービー』でマーゴット・ロビー扮する主人公のバービーの恋人ケンを演じたライアン・ゴズリングが、ダンスをするシーンで“ディズニー時代の自分”を呼び戻したと米The Hollywood Reporterのインタビューで明かした。

 ご存じの方も多いと思うが、ライアンはディズニー・チャンネルの番組『ミッキーマウス・クラブ』でデビューした。なお、当時この番組には、ジャスティン・ティンバーレイクやブリトニー・スピアーズ、クリスティーナ・アギレラといった人気アーティストたちも出演していた。

 「“あの子(※過去の自分)”は僕を今の地位に導くために本当に一生懸命働いてくれたので、彼を引退させてもいいと思ったんです。おもしろいことに、僕は長いあいだ彼のことを恥ずかしく思っていました。でも、『バービー』の脚本で僕が最も感動したのは、若い頃の自分にもう少し優しくなることをすすめている点です。僕にはあの子に最後のダンスを踊らせる義務があると感じました」と、『バービー』の脚本を読んで“ディズニー時代の自分”を労ってあげたいと思ったというライアンは、こうも語っている。

 「“あの子”を引退生活から引きずり出して、最後のダンスを踊らせなければならないと思ったんです」

 ちなみに、ライアンは以前米Entertainment Weelyのインタビューでも、「この映画を作るには彼の助けが必要だと気づきました。だから、僕は戻って彼と和解し、助けを求めなければなりませんでした。それは僕にとっては良いことでした」と、『バービー』の撮影で過去の自分の力を借りる必要があったと述べている。

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