キャプテン・アメリカ役で知られるクリス・エヴァンスが、政界進出を考えた時期もあったが今はそのつもりはないと否定した。(フロントロウ編集部)

クリス・エヴァンスが政治家に転身する可能性を否定

 『キャプテン・アメリカ』シリーズや『アベンジャーズ』シリーズといったマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の映画作品で、長年、キャプテン・アメリカを演じていた俳優のクリス・エヴァンスが、政治家に転身する可能性を否定した。

 クリスは政治的な発言をすることが多いセレブの中でもとくに積極的なタイプで、2020年には、政治関連のトピックを取り扱うウェブサイト「A Starting Point(ア・スターティング・ポイント)」を共同で立ち上げた。

画像: クリス・エヴァンスが政治家に転身する可能性を否定

 米The Hillによると、つい先日、ワシントンD.C.のナショナル・プレス・クラブで開催された昼食会に参加したクリスは、そこで政界進出の可能性について聞かれると、「そんな時期もありました」と政治家に転身することを考えたことがあると認めたうえで、「ここ(ワシントンD.C.)にいると、どれほどの労力が費やされているかがわかります。それに疲れています。なので、そうは思いません」と、今は選択肢にはないことを明かしたという。

 また、クリスは「選挙で選ばれるような仕事をしなくても、世界の一部になるにはもっといい方法があると思います」とも語っていたと同メディアは伝えている。

 ちなみに、クリスは長期的には「A Starting Point」の顔にはなりたくないと思っているそうで、「私は声を大にして自分の意見を伝えてきたので、額面通りに誰かに、私たちが何かを押し付けていると思われたくないんです。このサイトの本質は情報に基づくものであり、私の意見ではありません。私は専門家でも、ジャーナリストでもありません。私には有権者として、アメリカ人として以外にこの場に立つ権利はないし、誰もがそうすべきように、自分の声という一本の弦で演奏したいだけです」とその理由を説明している。

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