映画『バービー』で主演兼プロデューサーを務めたマーゴット・ロビーが、本作でメガホンを取ったグレタ・ガーウィグ監督がアカデミー賞の監督賞にノミネートされなかったことにコメントした。(フロントロウ編集部)

マーゴット・ロビーが『バービー』監督のオスカー落選に言及

 2023年に全世界で旋風を巻き起こした映画『バービー』で主演兼プロデューサーを務めたマーゴット・ロビーが、本作でメガホンを取ったグレタ・ガーウィグ監督はアカデミー賞の監督賞にノミネートされるべきだったと、全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)の特別上映会で発言した。

 映画界で最も栄誉ある賞と言われる本年度のアカデミー賞で、『バービー』は作品賞を含む7部門でノミネートされたが、オスカー大本命と言われたマーゴットとガーウィグ監督は主演女優賞と監督賞の候補から外れた。なお、出演者の中ではライアン・ゴズリングアメリカ・フェレーラがそれぞれ助演男優賞と助演女優賞にノミネートされている。

画像: マーゴット・ロビーが『バービー』監督のオスカー落選に言及

 最大の功労者である2人がノミネートされなかったことについて、ファンだけでなく、ライアンとアメリカも苦言を呈しているが、少なくともマーゴットは気にしていないようで、「自分がこれほど恵まれていると知ったら、悲しくなるはずがありません」と言うと、「もちろん、グレタは監督としてノミネートされるべきだと思っています。彼女がしたことは、キャリアに一度、一生に一度のことです。彼女がやり遂げたことは、まさにそういうことです」と、ガーウィグ監督の功績が認められなかったことのほうが納得がいかないと語った。

 ちなみに、アカデミー賞のノミネートされることは光栄だとしたうえで、「私たちは文化を変え、文化に影響を与え、ある種のインパクトを与えるようなことをしようと考えました。そして、私たちが夢見た以上のことをすでに成し遂げています。それこそが、このすべてから得られる最大の報酬です」とも述べている。

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