トム・ホランダーがトム・ホランドと間違われる
ドラマ『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾート』のシーズン2にクエンティン役で出演するトム・ホランダーが、所属事務所から誤ってトム・ホランド宛のボーナス明細が送られてきたときのことを米トーク番組『Late Night with Seth Meyers(原題)』で振り返った。
“事件”が起きたのは、ちょうど英BBCの作品に3万ポンド(約560万円)のギャラで出演し、「これで来年もやっていける」と思っていたときのことだったという。見に行った舞台の休憩中に携帯を開くと、所属事務所から「支払い通知書:『アベンジャーズ』初回興行収入ボーナス」と題したメールが届いていたという。
トム(・ホランダー)は『アベンジャーズ』には出演していない。一方、トム(・ホランド)は、『スパイダーマン』シリーズや『アベンジャーズ』シリーズといったマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の作品にピーター・パーカー/スパイダーマンで出演している。
そう、メールは同じ事務所に所属するトム(・ホランド)に宛てられたものだった。メールを見てすぐに間違いだと気づいたというトム(・ホランダー)は、「それは驚くべき金額でした。しかもそれは給料ではなく、初回の興行収入のボーナスだったんです。興行収入全体ではなく、初回の興行収入です。そして、それは私がこれまで手にしたことのないような7桁の大金でした」と言うと、「そのとき彼は20歳かそこらでした。友人の舞台の前半を見ながら感じていた(BBCの作品に出演して3万ポンドのギャラをもらったことに対する)自惚れは、あっという間に消えました」と苦笑いした。
ちなみに、路上でトム(・ホランド)と間違われたことは一度もないが、名前が似ているせいで混乱が生じることはよくあるといい、「視覚的なこと以外では、いつも彼と間違われます。たとえば、電力会社の人に『あなたのお名前は?』と聞かれて答えたら、『トム・ホランド?』と言われます。彼らの耳には『トム・ホランド』と聞こえているんです。『トム・ホランド?』『いいえ、トム・ホランダーです』みたいなやりとりがあります」と明かしている。また、トム(・ホランド)と会えると期待していた子どもたちをがっかりさせてしまうといったシチュエーションもあると語った。